デイトレードでは陽線銘柄と陰線銘柄のどちらを狙うか?
前日陽線銘柄と陰線銘柄、
どちらがデイトレードに向いているか?
を調べてみました。
■陽線の場合翌日成行で買い、当日引けで手仕舞い
期待値: −0.06%
2008年の期待値: −0.18%
2013年の期待値: −0.04%
2014年の期待値: −0.07%
2015年の期待値: −0.01%
2016年の期待値: −0.42%
■陰線の場合翌日成行で買い、当日引けで手仕舞い
期待値: −0.04%
2008年の期待値: −0.03%
2013年の期待値: 0.03%
2014年の期待値: −0.02%
2015年の期待値: 0.01%
2016年の期待値: −0.10%
上記のように、
上昇トレンドや下落トレンドを問わず、
前日陰線銘柄の方が期待値が高いことが分かります。
特に明確な傾向としましては、
2008年や2016年のような下落トレンドでは、
明らかに前日陰線銘柄の方がいい、という感じですね〜。
かといって前日陽線銘柄はダメなのかといいますと、
個人的には必ずしもそうは考えていない感じです(ぇ
「前日陽線銘柄の場合、どういった銘柄を狙うべきか?」
という観点で調べてみます。
■陽線の場合翌日終日指値(終値−5%)で買い、当日引けで手仕舞い
期待値: −0.09%
2016年の期待値はマシになりますが、基本的には当日−5%も下がっている銘柄を狙うのはそこまで良くないようです。
■陽線かつ翌日値下がりして始まった場合翌日成行で買い、当日引けで手仕舞い
期待値: 0.03%
2008年の期待値: 0.02%
2013年の期待値: 0.05%
2014年の期待値: −0.03%
2015年の期待値: 0.01%
2016年の期待値: −0.44%
■陽線かつ翌日値上がりして始まった場合翌日成行で買い、当日引けで手仕舞い
期待値: −0.09%
2008年の期待値: −0.20%
2013年の期待値: −0.02%
2014年の期待値: −0.06%
2015年の期待値: −0.01%
2016年の期待値: 0.07%
基本的には全体的に翌日値下がりして始まった銘柄を狙ったほうが良さそうですが、
2016年は値上がりして始まった銘柄の方が期待値が高くなっているのが面白いですね〜笑
2008年のような超下落トレンドでは値下がりして始まった銘柄を狙うべきとの結果だと思いますが、
2013年以降の成績を見てみますと、
極端に期待値に差はなく、
陽線銘柄も面白そうな感じです。
今年は要するに、飛んでいる銘柄が翌日も飛ぶ場合が多い、
という傾向が出ていますね〜。
そのためですが、
「中長期的な下落トレンドをのぞいては、陽線銘柄を狙うのも手」
といった感じなのかもしれませんね。
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