システムトレードブログ

引け戦略の検証手順

トレシズイザナミの使い方

私の場合、

引け買い戦略をどのように検証+運用しているか、ご紹介させていただきたいと思います。

(1)まずは戦略の開発

引け買い戦略の場合、

仕掛け条件に、「翌日終値が値幅上限より小さい」という条件を入れて検証する必要があります。

これはなぜかといいますと、

この条件を入れないと、

引けの時点でストップ高という約定しない銘柄も、約定した扱いになってしまうためですね〜汗

あとは「当日引けで買いを仕掛ける」という執行条件を入れるだけで、

通常の戦略と同様に検証できます。
 ↓
(2)タワーの利用

引けで仕掛ける際にはリアルタイム株価が必要になりますので、

タワー等のリアルタイム株価を使う必要があります。

■タワー
http://www.tower.bz/main/

■タワーベース
http://www.tower.bz/soft/towerbase/
 ↓
(3)リアルタイム株価CSVをイザナミ対応形式に変換

タワーのリアルタイム株価を、

当日ザラ場中の14:45ぐらいにイザナミ対応形式に変換します。
https://www.torezista.com/assist/tower_import.html

これはなんといいますか慣れが必要なので、

最初は時間に余裕をもっておいたほうがいいとは思いますが、

できれば、15:00にできるだけ近い時間に変換した方が、

誤差が小さくなります。

個人的には最近は14:45ぐらいに変換を行っています。
 ↓
(4)イザナミ対応形式にしたCSVを、仮想インポート機能を使ってイザナミに取り込み、戦略を検証してシグナル抽出

個人的には、14:47ぐらいにこの作業をしています笑

最終日シグナルに表示されたシグナル銘柄が当日引けの買いシグナルという形になります。
 ↓
(5)発注

あとは、

「引成」を使っての発注です。

引成の場合、1割程度は約定しない感じになりますので、

この点はあらかじめ認識しておく点が重要だと思いますね〜。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

前々記事:単利単月検証の重要性
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次々記事:待機パレットの活用

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