2月相場のDDへの対策方法
2016年は下落がきつく、
保有日数が長い買い戦略の場合ですとDDになりやすい地合だった、
とは言えるかもしれませんね〜。
こういった相場への対策方法をいろいろ考えてみましたので、
ご紹介したいと思います。
(1)トレンド判定フィルターを使う
トレンド判定フィルターの使い方
https://www.torezista.com/blog/blog_1351/
以前ご提供させていただいたことのあるトレンド判定フィルターを使う方法が考えられます。
(※現在は、トレンド判定フィルターはコキュートス(L)にのみ同梱されています。)
・トレンド判定フィルターが下落トレンドを示している際はシグナルを出さないようにする
・トレンド判定フィルターが下落トレンドを示している際はロットを落とす
・もしくは、トレンド判定フィルターが下落トレンドを示している際はシグナル数フィルターをかける(最適分散投資ファイルのオプションで「フィルタ設定を有効にする」にチェックを入れ、鉄壁スイングガード2(仕掛け銘柄数)が鉄壁スイングガード2(仕掛け銘柄数の期間平均)(55日)(+3倍)より大きい)といった設定を入れる
(これは要するに、日々のシグナル数よりもシグナル数が3倍に増えた際など、シグナル数が大幅に増えた市場の暴落局面などにのみシグナルを出すようにする設定です。)
などの手法がまず考えられます。
シグナル数フィルターを入れますと、
シグナル数が増えた場合のみシグナルを出すようにできますので、
毎日シグナルが出るようなタイプの戦略に特に有効だと考えられます。
また、元々シグナル数フィルターが使われている戦略の場合ですと、
(仕掛け銘柄数の期間平均)(55日)(+〇倍)の、
〇の値を大きくすると、よりフィルターを強くできます。
(2)ポートフォリオ内の、保有日数の調整
たとえばですが、
保有日数が3日以上など長い戦略ばかりを使いますと、
リバウンドがない相場でDDが大きくなる懸念があります。
そのため、
ポートフォリオ内で、保有日数が短いものと長いものを組み合わせていくようにするのが1つのアイデアです。
・デイトレ
・1日オーバーナイト
・スイング
といった感じで、
バランスを重視するような手法ですね〜。
保有日数が長い戦略ばかりの場合には、
一部戦略の保有日数を短くするようにカスタマイズするのも手です。
その上で、
保有日数が長い戦略の場合には
2016年に合わせて仕掛け条件を厳しくしたり、
シグナル数フィルターを入れたりすると、
今後の相場を考えるとより堅牢になるかもしれません。
前々記事:今の相場はどういう位置か?
前の記事:日経平均等が長期の安値を下にブレイクしている際は、仕掛けないのも手?
今の記事:2月相場のDDへの対策方法
次の記事:熊本地震
次々記事:東証マザーズ先物指数導入による、シストレへの影響とは?