システムトレードブログ

空売りは悪なのか?

トレシズシストレコラム

今日は、株関連の映画ということで、

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

を観てきました笑

ブラピがどういう立ち位置なのかな、という部分にも興味があったのですが、

やはり個人的にも大打撃を受けた、

2007〜2008年のサブプライム+リーマンという時期の話という点でも魅力がありましたね〜苦笑

サブプライムローンの危険性に早い段階で気づいていた先見の明もそうですが、

「売りは買いよりも嫌われる」

という点に十分な配慮があった点も面白かったです笑

空売りはなんといいますか、

常に嫌われる傾向にはあると思っています。

といいますのも、

…株価を押し下げる要因になるためですね苦笑

とはいえ、

「空売りは悪か?」

といいますと、

私自身は必ずしもそんなことはない、

とは思っていたりしますね〜。

システムトレーダーという立場からしますと、

一番重要なのは、

「市場にボラ(変動幅の大きさ)があるかどうか?」

という点です。

我々システムトレーダーは、

このボラを利用してシストレをやっているわけですよね。

ボラがない相場、

つまりは全く動かない今のような相場というのは、

シストレ的に苦手とする相場なわけです苦笑

ちょうど、2010年のような狭いレンジで推移した相場なども同じですね。

2013年などはここ最近では一番暴騰しましたが、

その前の2012年以前などを見ますと、

かなり下方向に下げており、

「全体的な銘柄がかなりの安値圏に到達するボラがあったため、2013年の暴騰劇を呼んだ」

とも言い換えられるかもしれません。

そういった意味でも、

株は基本、ずっと下げるだけということもないですし、

ずっと上げるだけということもありません。

大事なのは、「流動性」だと思っています。

そのため、

空売りもある意味、

市場の活性化を促すという役目は果たしていると思っておりまして、

必ずしも「悪」とは言えないのではないか、

とは考えていたりしますね〜。
(※注:完全な持論です苦笑)

トレシズの「シストレコラム」の記事

前々記事:最近の個人的なポートフォリオの買いと売りのバランス
前の記事:今後の相場を予想するというよりは、戦略の成績で相場を判断する
今の記事:空売りは悪なのか?
次の記事:引け買い戦略の現状
次々記事:ユーザー様からのコメントの紹介です。

おすすめ記事

年齢とキャッシュアウトリスク

あくまで個人的な考えですと、・若い時ほどリスクを取る・時間を経て、ある程度の資…

NYダウは使うべきなのか?

戦略によっては、NYダウが使われている戦略もあると思います。こういった戦略は、NY…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る