システムトレードブログ

勝てる戦略へのアプローチ方法(9)

シストレで負けやすい方の原因の1つとしまして、

「保有日数の長い戦略ばかりでポートフォリオを組んでしまうため」

という点が考えられるかもしれません。

もちろん上昇トレンドの場合ですとこれはまったく間違っていないと思いますが、

上昇トレンド以外の相場ですと、

保有日数の長い戦略というのは基本長期のDDに耐えなければならない場合も多くなります。

もちろん、

期待値はあるので相当長期で見れば保有日数が長い戦略でもプラスに転じることは多々あると思いますが、

問題は、

「そのDD期間に耐えられるかどうか?」

という点です。

よくブログでも書かせていただいておりますが、

「DDが続くと運用を停止したくなってしまう」
「含み損の銘柄が多いと運用を停止したくなってしまう」

という場合が多々あります苦笑

これは特にシストレを始めた場合、

誰でも数回は当たる壁ではないでしょうか。

もちろん、含み損に耐えられる方の場合はスタイル的に間違っているわけでもないとは思いますので、

保有日数が長い戦略によるポートフォリオを極めればいいと思うのですが、

問題は、

「DDに耐えきれなくなって運用を停止してしまう」

という行動をとってしまう場合です。

これはある意味裁量ですので、

シストレの成績というよりは、

シストレ+裁量の成績になってしまいます。

私自身はシストレに裁量を入れることはまったく否定しないタイプなのですが、

問題は、

「裁量を入れたことによって、シストレの成績が良くなったかどうか?」

という点です。

良くなった方の場合ですと積極的に裁量を入れていくべきだと思いますし、

そうでなければ裁量は封印した方がいいのではないか、

とは考えていたりしますね〜汗

保有日数が長い戦略によるDDがきつい場合には、

保有日数を短くすることにより、

少なくとも含み損の銘柄を見る頻度は減ってくると思います。

これがメンタル的にプラスに作用する方の場合、

「ポートフォリオ全体の保有日数を短くする」

というカスタマイズが結構有効だと思います。

トレシズの「勝てる戦略へのアプローチ方法」の記事

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