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勝てる戦略へのアプローチ方法(39)

トレシズ勝てる戦略へのアプローチ方法

ポートフォリオの組み方ですが、

最近の個人的なおすすめは、

・順張り買いと順張り売りを複数売買ルールに一体化する
・逆張り買いと逆張り売りを複数売買ルールに一体化する

という手法です。

もちろん、

売りを使わない場合には、

・順張り買いは順張り買いだけでまとめる
・逆張り買いは逆張り買いだけでまとめる

ということになります。

これはなぜかといいますと、

最近私の中で強くなってきた考えなのですが、

「同一の特性の戦略同士で検証した方が直観的」
「かつ、こうした方が直近で順張りと逆張りのどちらの調子がいいかが直観的なため」

といった点が大きいかもしれません。

順張り買いと順張り売りは、

よほど緩い組み方をしなければ、

シグナル発生時期はもちろんのこと、

利益発生時期と損失発生時期もかなり異なる場合が多いです。

シグナル銘柄そのものも、ほぼ一致しません。

たとえばですが、

ゴッドブレス2とヒノカグ・ショート【下方ブレイク】のような関係です。

同様に、

逆張り買いと逆張り売りもですね〜。

順張りの場合ですと、

順張り買いで約定が増える時期というのは相場が上昇している時期ですので、

必然的に順張り売りの約定は減ります。

そのため、

「どのタイプの戦略が機能しているか?」

というのがより一層直観的だと思います。

これがもし、

順張り買いと逆張り売りを一体化していたとしますと、

この2つはシグナル発生時期がかなり一致しますので、

…足の引っ張り合いにしか見えないことも多々あります苦笑

また別視点で、

「今後の日本市場は、順張りと逆張りのどちらが効くか?」

という部分を判断する意味でも、

順張りと逆張りのポートフォリオを完全に別にするのはありだと思いますね〜。

もし将来的に、

順張りと逆張りのどちらかが淘汰されるような流れになったとしましても、

順張りと逆張りとで資金を分け、

かつポートフォリオも分けていれば、

どちらかは生き残るはずだからです。

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