販売戦略のカスタマイズの基本
販売戦略のカスタマイズを考える場合、
まずは以下の2点をチェックしてからの方がいいかもしれません。
(1)バックテスト段階の2014〜2016年の期待値はプラスかどうか?
(2)バックテスト段階の2014〜2016年の期待値はプラスだが、最適分散投資後に成績が悪くなっているかどうか?
まず(1)ですが、
バックテスト段階の2014〜2016年の期待値が結構プラスの戦略は、
今後も使える可能性が十分あると思います。
私自身、
こういう戦略は「運用する候補」になるほどです笑
このあたりは人によっていろいろな考え方があるところだとは思っております。
ただ私自身は、
「バックテストの結果(ただし、2014年以降のフォワードのです。)が、戦略の有効性を見極める上で重要」
と考えているわけですね〜。
2014年以前にリリースされた戦略の場合、
2014年以降のバックテスト結果というのはもはやフォワード結果です。
そういった意味では、
2014年以前にリリースされた戦略の場合、
フォワードでの有効性を見極めることができるのがメリットとは言えると思います。
逆にですが、
2014年以前にリリースされた戦略で、
バックテスト段階の2014〜2016年の期待値がプラスでなければ私自身は運用しない戦略になるでしょうし、
カスタマイズ対象になります苦笑
次は(2)の、
「バックテスト結果はいいが、最適分散投資後に結果がついてこない」
という事例です。
この場合は多くの事例で、
「最適分散投資ファイルに難がある」
場合が多いと考えます。
たいていの場合、
「銘柄分散数が少なすぎる」
という原因です。
そのためですが、
1銘柄投入額を20万以下(総資金に対して6%以下など)にして銘柄分散数を増やすことにより、
成績が大幅に向上することがよくあります。
以上のような感じで、
「まずはバックテスト段階の期待値を確認する(ただし、リリース以降のフォワード年の期待値です。)」
をチェックするのが、
手始めとしてはいいのではないかと考えています。
カスタマイズ方法のご質問は非常に多いですが、
「まずはバックテスト段階の期待値の確認。次に、1銘柄投入額をかなり小さくして銘柄分散数を増やす」
という対策方法は、
覚えておいて損はないと思っております。
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