システムトレードブログ

勝てる戦略へのアプローチ方法(50)

今日は昨日の続きです。

思ったよりも(3)の項目が長くなってしまいました苦笑

■(4)買いだけでなく売りも絶対使う

これはなんといいますか、

人によってスタイルが分かれるところだと思いますね〜。

売りを避ける理由としては、

・損失に上限がないから恐い
・貸借銘柄であっても、全ての銘柄が空売れるわけではないため誤差が出る
・信用取引口座が必要で面倒
・買いだけでも勝てる

といったものが代表的かもしれません。

どれも、私自身否定できる要素は一切なく、

間違っているわけでもないと思っています。

その上でですが、

私自身のスタイルとしましては、

「誰でも勝てる相場で取る。それ以外は休む」

という感じですので、

買いだけでは絶対に、休むべき相場が出てしまうんですね〜苦笑

これはこれで1つだとは思っているのですが、

考えようによっては、

「相場の半分を捨てている」

とも言えますので、

資金効率の観点から考えますと、

もったいない感じもします。

2008年のリーマンのような相場で、

もちろん上手い人だと買いだけでも勝てますが、

「難易度が非常に高い」

というのは間違いないとは言えると思います。

私のポリシーですと、

「誰でも勝てる相場で勝つ」

という感じですので、

2008年は売りだったら誰でも勝てるため、

買いではなく売りを使う、

といったニュアンスになります汗

損失に上限がない点は確かに若干恐いところもあるとは言えますが、

売りでは個人的には、

買いのアキュセラの暴落ほどの幅を食らったことがありません。

買いと売りいずれにしても、

1銘柄から受ける影響を極力抑えるためにも、

1銘柄投入額にはかなり気をつかう、

というのが個人的なスタイルです。

■(5)下落の初動でのDDを抑えることを重視する

先日の内容と若干似ていますが、

下落の初動におけるDDが大きすぎると、

リバウンドの際のパワーがだいぶ落ちてしまいます。

そのため、

「仕掛けるべき段階で仕掛けられるパワーを残しておく」

という点を重視しています。

たとえば上昇トレンドの末期ですと、

食らいやすいのは

・順張り買い戦略
・浅い逆張り買い戦略

の2つと言えるかもしれません。

そのため、

この2つの戦略の資金を、総資金に対してある程度抑えるなど、

下落の初動でのDDを抑える工夫はするようにしていますね〜。

こういう観点では、

ポートフォリオ内に、

深い逆張りは絶対入れるようにしているかもしれません。

■(6)利益率よりも、日々損益の波の穏やかさを重視する

この点は、

どちらかというとメンタル面でのお話です。

利益率を追求するのであれば日々損益の波は荒くなって当然ですし、

逆に言いますと、

「荒くしないと想像を絶する利益というのは狙えない」

とは言えるかもしれません。

かといって、

「その損益の波の荒さに耐えられるかどうかは別問題」

とは言えるとは思いますので苦笑、

このあたりは自分に耐えられるレベルに調整しないと、

継続が難しくなってくると思います。

シストレにある程度慣れた上で、

なくなってもどうでもいい余剰資金で運用する際には、

ある程度は荒くしてもいいのではないかと思います。

このあたりは、

「自分のシストレ運用の目的と、その資金内容」

という点の影響が大きいとは思いますね〜。

個人差が大きい要素だと思いますし、

「自分に合わせる」

ということが一番大事だと考えております。

トレシズの「勝てる戦略へのアプローチ方法」の記事

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