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勝てる戦略へのアプローチ方法(51)

■(7)順張り買いは基本上昇トレンドメインで、下落トレンドでは逆張り買いと売りがメインとなる

これは個人的に結構重視している部分ですね〜。

…重視している部分がいっぱいありますが苦笑

私が言う上昇トレンドとは、

「買いなら誰でも勝てる地合」

のことです笑

2016年の上昇トレンドといいますと、

マザーズが強かった3月〜5月あたりでしょうか。

残りでは上昇トレンドはほぼないと考えています。

そのため、順張り買いでは、

2016年では3月〜5月で取れればいい、

という考え方ですね〜。

それ以外の月は、

シグナル0でもいいぐらいです(コラ

順張り買いでシグナルが出ない時期は、

逆張り買いか売りで戦うことにはなると思いますが、

個人的な方針ですと、

・上昇トレンドの押し目狙いは、売りというよりも逆張り買い
・2008年のような超下落トレンドでは、逆張り買いよりも売り

という感じの方針ですね〜。

これはなんといいますか、

上記のような構成の方が、

「誰でも勝ちやすい」

と考えているためです汗

もちろん、

壮絶な下落トレンドで買いでも勝てないことはないですが、

無理に茨の道を進む必要もない、

というのが個人的なスタンスなのかもしれません苦笑

■(8)ポートフォリオ全体のDD時に、なるべく資金的なパワーが落ちないようにする

たとえばですが、

□パターンA → 完全単利
・バックテストファイルの検証期間: 2000年1月4日〜最終日
・最適分散投資ファイルの検証期間: 2000年1月4日〜最終日

□パターンB → 基本単利、原資割れの場合複利
・バックテストファイルの検証期間: 2000年1月4日〜最終日
・最適分散投資ファイルの検証期間: 自分の運用開始日〜最終日

の2つを比較した場合、

パターンAの方がリバウンド時のパワーがあります。

これはなぜかといいますと、

パターンAの方は、

「DD中でも常に同じ金額を投入するため」

です。

パターンBの方は、

「DD中の場合、投入額そのものも減る」

という感じになりますため、

DDが大きい場合などには、

パターンAに比べてリバウンド時のパワーが落ちます。

とはいえ、

リバウンド時のパワーが落ちる=想定外の方向に進んだ場合、パターンAよりも損失は抑えられる

とは言えますので一長一短がありますが、

私の場合ですと、

想定以上にDDが大きくなった場合には、

入金も辞さないほどです(ぇ

一般的には、

「利益が出ている時に入金するのが普通」

と思われるかもしれませんが、

個人的にはどちらかというと

「損失が出ている時に入金する」

というスタイルです(ぇ

…これはまったく正しいといわけでもなく、

あくまで個人的なスタイル、

というだけですが苦笑

初心者向きの手法ではないと思いますので、

このあたりはご自身に合った手法を選ぶのがいいのではないか、

とは思っていたりしますね〜。

個人的には、

「DD中こそがチャンス」

と考えておりますので、

DD中こそ原資を増やすべきだと思っております。(※注:まったく正しいわけではありません汗)

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