システムトレードブログ

銘柄分散数を増やす手法

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

個人的なスタイルとしましては、

おそらくなのですが、

普通の方よりも銘柄分散数が多いです。

これはなぜこういう形になっているのかといいますと、

「多元複利運用という手法により、1戦略あたりでかなり銘柄分散数を増やしているため」

だったりします苦笑

多元複利運用の考え方としましては、

・それぞれの戦略で資金を独立させる
・成績的な評価も独立させる
・また、成績の良いものには追加資金投入もありで、逆に悪いものはフェイドアウトさせる

といった感じだったりしますが、

「それぞれの戦略で資金・成績を独立させる」

という観点でいいますと、

「1戦略単位で、銘柄分散数をある程度増やす」

という形の方が好ましい、

と考えていたりしますね〜。

たとえば10銘柄分散の戦略と、20銘柄分散の戦略のパフォーマンスを比較しますと、

・10銘柄分散の方がパワーがあるが、荒い
・20銘柄分散の方がパワーがないが、穏やか

といった差がある場合が多いです。

個人的には

「安定重視」

というスタイルなせいもありますが、

やはり日々の損益は穏やかな方が自分に合っていると感じますし、

また銘柄分散数が多い方が、

「その戦略の本来の実力を把握しやすい」

といったメリットもあるためですね〜。

パワーが足りないなと思った際には、

銘柄分散数を減らすのではなく、

「総資金を増やす」

という対策によりパワーを上げる場合が多いです。

その上でですが、

最近はある程度は銘柄の重複は許容する感じにしています。

もちろん、

仕掛け位置が異なる戦略をポートフォリオに追加していく前提ではありますが苦笑

その上でですが、

なるべくは重複銘柄の保有割合が、

総資金に対して大きくなりすぎないように調整している感じかもしれませんね。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:保有戦略をカスタマイズする前にやるべきこと
前の記事:戦略のカスタマイズを考える際には?
今の記事:銘柄分散数を増やす手法
次の記事:取引回数とDD
次々記事:手法はなんでもいい?

おすすめ記事

1銘柄の投入資金を増やしやすい戦略とは?

ゴッドブレイクは、研究を進めるにつれ実は資金が大きくなるほど能力が上がるストラ…

陰線銘柄と陽線銘柄の特性の違い

個人的に戦略を組む際によく考えますのが、「陽線銘柄に仕掛けるか?それとも陰線銘…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る