知り合いが使っている手法
知り合いが使っている手法ですが、
「勝ち幅と負け幅を固定してしまう」
という手法があります。
これは要するに、
勝ちトレード: +10%
負けトレード: −5%
とした場合、
勝率をどれぐらいにすれば勝ち越すか?
という、
「プロフィットファクターを最重要視し、PFが1を超えることを目指す」
という手法ですね〜。
上記例の場合ですと、
・トレード1: +10%
・トレード2: +10%
・トレード3: +10%
・トレード4: +10%
・トレード5: −5%
・トレード6: −5%
・トレード7: −5%
・トレード8: −5%
・トレード9: −5%
・トレード10: −5%
→トータルは1銘柄投入額平均に対して+10%
といった感じで、
勝率40%ほどで勝ち越す感じです。
個人的にもこれは非常に大事な考え方だと思っておりまして、
上記はどちらかといいますと、
損切りを重視した順張り的な考え方とは言えるかもしれませんね〜。
一般的にですが、
・損切り%を−2%など小さくするほど、勝率は落ちる
・利確%を+2%など小さくするほど、勝率が上がる
という傾向にはあるかもしれません。
短気な人の場合は、
損切り%と利確%の両方を小さくするという感じが合っているでしょうし、
気の長い人の場合には、
損切り%と利確%の両方を大きくする、
という感じが合っているかもしれませんね笑
この手法を使う際には結構仕掛け条件が大事になってきまして、
どちらかといいますと、
・成行買い
・寄指買い
・終日指値買い
あたりのスリッページがない戦略で使いやすい手法です。
といいますのも、
逆指値戦略ですとスリッページがありますため、
建値がどのへんになるかが分からない、
という点があるためですね〜。
もちろん損切りでは逆指値を使いますが、
こちらは実際に運用してみて、
滑る幅を確認するしか方法がないかもしれません。
上記を実現する場合には、
・ライブスターのIFDO注文
・もしくはカブドットコムのUターン注文+W指値
が必要になってきます。
そのため、
上記2つの口座は持っておいて損はないと思いますね〜。
逆に上記のいずれかの口座があれば、
場中の監視を必要としない形で運用可能となります。
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