レバレッジについて
「個別戦略で、レバレッジをかけるかどうか?」
という点は、
初心者の方の場合特に、悩ましい問題ではないでしょうか。
レバレッジとはいわば、
「資金以上の注文を出す」
という観点において、
「最悪、原資割れがありうる」
というのが、恐怖に直結するところでもあります苦笑
私の場合はどうしているかといいますと、
(A)約定率の低い戦略ではレバレッジをかける
(B)約定率の高い戦略ではレバレッジをかけない
という、
非常にシンプルな考え方です(ぇ
といいますのも、
たとえば前日終値−10%を指すような逆張り買い戦略の場合、
約定率がものすごく低いのは明確ですよね。
レバレッジをかけないと、
資金200万に対してポジションが20万程度だったりする場合もざらですし、
資金を寝かせすぎているのは効率が悪くなります。
特に、
銘柄分散数が基本的に多いシストレの場合ですと、
寝かせている資金が多すぎると、
大きな利益というのは狙いにくくなります。
総資金にもよりますが、
一般的な資金で年間1000万円越えの利益を狙うためには、
レバレッジが半ば必須になってくるのではないか、
とは考えていたりしますね〜。
もちろん、
最悪相場でのポジション量が自分の許容範囲を超えないように調整するのは必須ですが、
特に指値・寄指・逆指値戦略では、
レバレッジが便利だと思っています。
個人的なスタイルですと、
3.11のようなかなりの市場暴落には、
自分の総資金を超えるポジション量を持つことも許容する、
という感じですね〜。
逆に通常相場ですと、
総資金に対して30〜50%程度のポジション量を持っている感じが好みです。
このあたりは人によって異なりますし、
また運用方針なども人それぞれですので、
「自分の許容リスクに抑える」
という点の考慮が何よりも大事だと考えています。
ただやはり、
なくなってもいい資金で、かつ攻める場合には、
レバレッジは必須、
というのが個人的な考えかもしれません汗
逆に資金が大きすぎる場合には、
無理にレバレッジを使う必要はない、
とも思っていたりします苦笑
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