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個人的に考える、順張り買いの勝ち方とは?

トレシズ開発方法

今日は順張り買いについてです。

順張り買いは、

スリッページがあるので避けられている方も多いかもしれません。

ただ、いつも書かせていただいておりますが、

私自身は逆張りというよりは順張り派でして、

一応はどっちもやりますが、

順張りの方がややホッとする、

そんなタイプだと認識しています苦笑

そういった中で、

私自身が順張り買いで核として考えている部分について語ってみたいと思います。

■仕掛け位置はどこでもいい?

順張り買いは特に、

・株価が短期的に上昇傾向にある場合
・株価が中期的に上昇傾向にある場合(押し目も含む)

あたりの位置であれば、

どこでもいいかなと思っています。

たとえば超短期で手仕舞いするタイプの戦略ですと、

押し目を待ってもしょうがない点や(これは逆張りにまかせるので)、

あと効率が悪い面もあることから、

「当日暴騰している銘柄」

に限定する場合が多いですね〜。

逆に、保有日数が若干長めの戦略の場合、

暴騰銘柄の数日後の押しを狙い、

順張り的に使う場合もあります。

■できれば、出来高が増えやすい位置を狙うのが好ましい

株価が上昇するためにはやはり出来高が必要になりますので、

・大口パワー
・もしくはイナゴパワー笑

を求めるためにも、

「出来高が増えやすい位置を狙う必要がある」

と考えます。

たとえば+15%以上暴騰している株や、

期間高値などの上値抵抗を超えた株などですね〜。

あとは、

直近でストップ高を付けた銘柄なども、

数日後に再度人気化することがよくありますので、

このあたりも面白いと思います。

■とにかく、損失を抑えること

順張り買いの場合にはとにかく、

「損切り命」

だと思います。

損切りが遅いと非常に勝ちにくくなってしまうのが順張り買い、

だと思っているほどですね〜。

そのため、

ロジックを組む際にはまず、

「平均損失」

の大きさを抑えることを目指すのがいいのではないか、

と考えております。

目標としては、

できれば3%以内ですね〜。

仕掛けとしては逆指値でもいいのですが、

場中を監視しての成行、という手法もあります。

たとえば翌日に、

「ものすごい特買いで始まった銘柄に仕掛ける」

という手法の場合、成行でもいけます。

ただこういった銘柄は下げる時も結構大きいので、

私の場合ですと、手仕舞い条件に、

・安値が始値−5%より小さい(同じ含む)
 ↓
・当日指定値(始値−5.5%)で手仕舞いする

といった感じで、

始値から〇%下げたら損切りする、

といった設定をほぼ確実に入れます苦笑

実運用では、

ライブスターのIFD注文で前日終値指定の損切りの逆指値を入れておき、

約定確認後損切りラインを計算して修正する、

といった手順となります。

■あとは利幅と勝率

あとは利幅と勝率のバランスで、

勝てるロジックかどうかが決まってきます。

大体勝率40%ぐらい、

平均利益10%、
平均損失3〜4%

ぐらいが目安になってくるかもしれませんね〜。

上記は勝率が低いと思われるかもしれませんが、

個人的には上記あたりの数字が好みです笑

もし勝率を上げたければ、

平均利益をもっと小さくする(利確を早くする)ことにより、

もっと勝率は上がります。

スリッページを含め、厳しく見積もった上で、

上記のバランス以上に調整するといいのかもしれません。

上記手法の場合、

肝となるのはやはりといいますか、

「勝率」

です苦笑

勝率が落ちてくると、勝てないロジックになってきます。

これは結構フォワードで結果を見るしかないので、

いろいろなパターンを作成した上で試していくのがいいのではないか?

と考えていたりしますね〜。

トレシズの「開発方法」の記事

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