システムトレードブログ

順張り買いで便利なテクニック

トレシズシストレのテクニック

「翌日寄付ギャップ率」

という指標は、

逆張り買いのみでなく、順張り買いでも結構便利な指標です。

これは要するに、

翌日の寄付で特買いで始まったか特売りで始まった場合などに仕掛け方法を変えたい場合に使う指標で、

実際に使いたい場合には、izaRSSによるリアルタイム株価が必要になってきますが苦笑

たとえば順張り買いで、

10/25の3753フライトHDで食らった方もいらっしゃるのではないかと思います。

この日のフライトは、

寄りから特売りで、

気配は一時900円台を付けていました汗

最終的には1000円台で寄りましたが、

その後の場中で、

恐ろしいまでの大口・イナゴ買い殺到で、

株価はストップ高近辺まで一気に上がりましたが、

その後は利確が殺到汗

強烈な上髭となりましたね〜。

こういった感じで、

安く寄った銘柄のブレイク狙いは、

結構厳しい場合があります。

これはおそらくなのですが、

始値1040円→高値1375円

と、始値換算ですと+30%上がっていますので、

利確が出やすいためではないか?

とは思っていたりしますね〜。

こういった銘柄を避けるためには、

たとえばですが、仕掛け条件に

・翌日寄付ギャップ率が−8より大きい

といった条件を入れることにより、

特売り銘柄を除外することができます。

ただし、

翌日寄付ギャップ率は前日には分からないため、

・当日朝9:10などにリアルタイム株価を読み込んでバックテスト
 ↓
・最適分散の検証終了日を1日前にして最適分散投資

といった手順でシグナル出しをする必要があります。

※フライトは確か、9:10あたりに値が付きました。

ただ、

順張り買いでは9:10よりも前にブレイクしてしまう場合がありますので、

この方法では若干遅い場合があります。

そこで個人的にはどうやっているかといいますと、

・まずは普通に前日にシグナル出しをして発注
 ↓
・超特売り銘柄(翌日寄付ギャップ率が一定%以下になりそうな銘柄)の注文は取り消す

というシンプルな方法で対応していたりします笑

フライトのような寄りから安い動きは、

順張りよりも逆張りで対応した方がいいのではないか、

とは思っていたりしますね〜。

↓10/25の3753フライトHDの動き

順張り買いで便利なテクニック(1)

順張り買いで便利なテクニック(2)

トレシズの「シストレのテクニック」の記事

前々記事:ピーシーデポのようなシグナルへの対策
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