システムトレードブログ

翌日の下げを迎え撃てる設計が大事だと考えます。

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

個人的には、

DDが発生した翌日に、

「再度同じ資金量で迎え撃てる余力が大事」

と考えています。

これはどういうことかといいますと、

たとえば資金500万で運用する戦略があったとしまして、

ある日、世界的な悪材料が発生して50万のDDが発生したとします。

この際に、

資金的には450万となっていますが、

「できれば次の日も、500万の資金で迎え撃ちたい」

ということですね〜。

450万ではなく、ということです。

実際3.11が一番分かりやすい事例ではありますが、

強烈な下げの後に、

強烈なリバウンドがありました。

このリバウンドは当然、

450万よりは、500万仕掛けた方がパワーがアップしますよね。

とはいえ、

3.11の場合ですと、

資金500万の場合、100万近くのDDが発生して不思議はない相場ですので、

なかなか勇気がいるところだとは思いますが汗

ただ、

「相場では本当にこういう動きが多い」

というのが個人的な印象です。

一般的な場合ですと、

・巨大なDDが発生した場合に、恐くなって投げてしまい、運用停止してしまう
・もしくは、ロットを落とす

という行動をとってしまう場合も多々あるかもしれません。

やむをえないところもあるのですが、

個人的な考えでは、

「こういった行動は、プロの餌になっている」

と思っているほどですね〜(コラ

個別銘柄の動きを見ましても、

強烈な投げ売りがあった後に上げだすというのはよくある話です。

下髭が長い銘柄はその後上がりやすいというのは、

弱気筋の投げをプロが吸収した後、

軽くなったところを買っていっている、

という動きそのものです。

弱気筋がいなくなっているため、

売りが出ない、ということですね。

この個別銘柄と同じことが、

日経平均等の指標系でも言えると思っていたりします。

個人的にはどうしているかといいますと、

・20〜30%の瞬間的なDDが発生しても、翌日に同レベルの資金で迎え撃てる資金配分にする
・かつ、ポジション量の20〜30%のDDが、致命的にならないレベルにする

という点をすごく意識しています。

個人的には、

・日々のポジション量は総資金に対して50%程度
・そのため、翌日も50%の余力があるので同額で迎え撃てる

といった感じが元々のスタイルですが、

リスクをとってでも利回りを追求するのであれば、

やはりレバレッジが有効だと思っています。

・日々のポジション量は総資金に対して100%程度
・翌日は、レバレッジ分で100%の余力で迎え撃つ

といった考え方ですね〜。

前者の場合は総資金以上の負けは許容しないやり方で、

後者の場合は総資金以上の負けもありうるものの、利回りは前者の比ではない手法です。

どちらがいいとは言えないものの、

運用資金の用途に応じて、

という考え方がいいのかもしれませんね〜。

特に、なくなっても働いて取り返せるレベルの小さな資金の場合には、

攻めもありではないでしょうか。

資金が大きいほどリスクは抑えるべきだと思います。

なお、

個人的なスタイルは最近は、

後者のレバレッジスタイルです(ぇ

いろいろ試してきたのですが、

個人的には裁量が下手すぎて、

シストレでレバレッジ3倍にしようとも、

裁量ほどは負けないため、

というのが一番の理由かもしれません苦笑

■番外

むらやんさんのツイートに笑ってしまいました笑
https://twitter.com/cadillac600/status/793678021131587584

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