資金50万からのチャレンジ(5)
「含み損が大きくなりすぎて投げたくなる」
「あるいは、含み益が大きくなりすぎて手仕舞いたくなる」
この2つを経験したことのある方も多いのではないでしょうか。
私の場合ですと、
…常に葛藤があります苦笑(ぇ
実はこのあたりは個人的な研究対象でして、
日々思うところがあるとひたすら検証していたりしますね〜笑
その上でですが、
長年を経てある程度は固まってきた個人的なスタイルについて、
書かせていただきたいと思います。
■50〜200万など低資金の場合には特に、原資割れをできるだけ抑えることが重要
やはりといいますか、
資金が小さいと特に、
原資割れになってしまいますとリバウンドを取る余力がなくなってしまいますため、
原資近辺にいるときはリスクを抑えて慎重に行くべきだと考えています。
逆にプラス推移のときは、
結構リスクを取っていいのではないか、と考えていたりしますね〜。
■裁量による、途中利確や、途中損切りはありか?
個人的には、
「あり」
と考えています(ぇ
ただ、私の場合ですと、
個別銘柄の動きに対してはNG、というスタイルですね〜。
そうではなく、
「保有銘柄全体の損益」
に対してのみ、上記のようなルールがあります。
たとえば50万の場合ですと+15万(+30%)の利益が出ましたら途中利確あり、
200万の場合ですと+30万(+30%)の利益が出ましたら途中利確ありという感じですね〜。
もちろんこのあたりは複数売買ルールにおきまして、
「過去の含み益が多かった日の上位10位」
などを調べまして、
大体10〜20位ほどの含み益になったら手仕舞う、といったイメージですが、
迷いがある時には、「半分手仕舞いする」という感じにしています。
■逆張りの途中損切り
上記はどちらかというと順張り買いの場合におけるお話でしたが、
逆張り買いはどうかといいますと、
個人的には保有銘柄全体の損益に対する損切りルールはなしです(ぇ
といいますのも、
3.11のように、瞬間的にDDが大きくなることがよくあるのが逆張り買いのためですね〜汗
DDが大きすぎる場合にはむしろ、
「ポートフォリオバランスの悪さが問題」
と考えまして、
各戦略の仕掛け位置などを深くするなどの対策を取る場合が多いです。
また、各戦略で損切りを徹底するなど、
逆張り買いの場合ですと「個別戦略」で対応しているかもしれません。
■順張り買いの途中損切り
順張り買いの場合では、
「保有銘柄全体の損益に対する損切りルールはあり」
だと考えています(ぇ
これには理由がありまして、
逆張り買いでは普通、
「これ以上の下値余地は少ない」
と考えられる位置で仕掛けるのが一般的ですよね。
一方順張り買いでは、
「下値余地がありまくる位置で仕掛ける」
というのが一般的だと思われるためです苦笑
とはいえ、
上値余地も大きいところでもありますので難しいところですが、
「順張り買いの場合では特に、保有銘柄全体の損益に対して損失額を抑えるのが重要」
と考えていたりしますね〜。
これは要するに、
損小利大的な考え方です。
先日のような記事もこの一環ですし、
「リスクを抑えるためのルール策定」
というのは非常に重要だと思っています。
順張り買いの寄り天対策
https://www.torezista.com/blog/blog_2084/
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