システムトレードブログ

単利か複利か?

トレシズ複利運用

シストレ戦略を、

「単利で運用するか?それとも複利で運用するか?」

というテーマは、

非常に深い内容だと思っています。

個人的な考えですと、

複利でも単利時と同様に勝てるかといいますと、

以下の数点の考察が必要だと考えています。

(1)単利で勝てているかどうか?
(2)複利運用時のヤラレに耐えられるかどうか?
(3)複利運用時の投入額が現実的かどうか?

まず(1)ですが、

複利運用では、利益が出ている際の負け額もどんどん大きくなりますので、

単利で勝てない場合にはやめておいたほうが賢明、

と考えます汗

そもそも、

複利で勝てる人というのは単利でも勝てると思いますので、

リスクを取るのは単利で勝てるようになってからでも遅くはない、

とは思いますね〜。

(1)と似たお話ではありますが、

(2)の複利運用時のヤラレに耐えられるかどうか?という点もかなり重要です。

複利は、

利益分を翌日全て突っ込むようなイメージになりますので、

日々損益が荒くなるのは間違いありません苦笑

…私自身、上記の経験が多数ありますが汗

利益全てではなく、

利益の一部を複利分に回す、

という使い方も面白いかもしれませんね〜。

そして(3)はマーケットインパクト的な観点でのお話ですが、

ロット的に、

・仕掛けの際の分量がマーケットインパクトを起こさないか?
・手仕舞いの際の分量がマーケットインパクトを起こさないか?

という点の考慮は必須だと思います。

たとえば12月1日のマルマンのように、

暴騰銘柄というのは大型株並の出来高がありますので、

かなり大きいロットを張れると思います。

ただ一方、

マルマンそのものは小・中型株とも言えますので、

今みたいに盛り上がっていない時期は、

今ほどはロットは張れません。

そのため、

・盛り上がっている、もしくは出来高が増えている銘柄をメインにする
・もしくは、最初から日経225銘柄をメインにする

など、

「出来高」

を重視した構成にしていくのが、

複利運用の際には特に重要になってくると思いますね〜。

なお、

個人的なトレード日記側のスタイルですと、

今は1銘柄投入額を増やす複利ではなく、

銘柄分散数を増やす複利でやっています。

これは現時点で

「1銘柄投入額の大きさが、総資金に対してちょっと大きい」

と思っているためでして、

もうちょっと総資金が増えて、

1銘柄投入額の大きさが総資金に対してちょうどよくなってきましたら、

1銘柄投入額を増やしていこうかな、

と考えております。

トレシズの「複利運用」の記事

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