システムトレードブログ

シストレで勝つためのアプローチ方法(3)

■(5)損小利大か、コツコツドカンかを決める

もしかしたら、

コツコツチョコンという方法もあるのかもしれません苦笑

ただ、

私自身は

(A)損小利大
(B)コツコツドカン

の2つしか、

シストレの勝ち方を知らないため、

この2つについて語らせていただきます汗

他の観点では鞘取りという手法もありますが、

これは先にて苦笑

(A)はどちらかというと順張り的な発想で、

(B)はどちらかというと逆張り的な発想ですね〜。

これはどちらがいいというわけでもなく、

どちらも勝てる手法です。

前者は損失を抑えること重視で時々のヒットやホームランを狙う手法、

後者は勝率を上げることで利益をコツコツ積み重ねる感じです。

どちらでもいいとは思うのですが、

初心者のうちはまず、

「どちらが自分に合っているか?」

という点を判断するのが一番ではないでしょうか。

といいますのも、

両者は結構相反する手法で、

…かなり好みが分かれます苦笑

たとえば(A)の損小利大の方は勝率が低くなりやすく、

20戦2勝なんてことも結構ザラです。

ただ根本的な考え方としまして、

2勝で18敗の損失を上回ればいいということですので、

2勝側では、

利益をひたすら追求する、

つまりは「含み益に耐える」という行程が必要になるわけですね〜。

ただ、

1トレードあたりの損失は小さい場合がほとんどですので、

含み損が嫌いな方には向いている手法、

とも言えます。

これに対しまして(B)の方ですと、

実際勝率は高い場合がほとんどですが、

時々1トレードで大ヤラレがあるのは防げません。

といいますのも、

基本勝率を重視するということは、

時々の大ヤラレを許容することにつながるからです。

とはいえ、

やはりといいますか(B)側ではペイオフレシオの値の大きさは無視できないでしょう。

俗に言うマーチンゲールなども(B)側に位置するもので、

ペイオフレシオの値が低すぎる戦略は、

一撃で破産まで持って行かれる可能性があります汗

そういった意味でも、

・保有日数は短く
・もしくは損切りを入れる

などの対策により、

勝率重視の戦略でも、

ペイオフレシオの値は最低0.8以上ぐらいには持って行った方がいい、

とは個人的に思っていたりしますね〜。

そもそもシストレの根本としまして、

「仕掛け位置から近すぎる損切りは機能しない」

と思っているほどです(ぇ

これはあくまで個人的な考えですのであくまで参考程度にとらえていただければと思いますが汗、

たとえば建て値−2%で損切りなどといった手法は、

…ノイズにやられます。

といいますのも、

イザナミを使う以上は日足検証になるのは必須ですし、

今のボラティリティ拡大傾向にある相場の中では、

2%の動きなど一瞬のためですね〜。

そのため、

損小利大を目指す中でも、

「やはり損切り幅は大きくとる」

ということが重要になってくるのではないか?

と思っています。

個人的な目安としましては、

最低でも10〜15%ですね。

これはなんといいますか、

AIの話題でもありますとおり、

今後株価のいやらしい動きが増えてくるだろう、

と推測しているためです苦笑

そのためどちらかというと、

「損切り設定というのは、シストレでは上級者向け」

と思っていたりしますね〜。

%の損切りではなく、

保有日数を短くするなどの対策により、

損失幅の大きさを抑える工夫がいいのではないか、

と思っています。

いずれにしても、

(A)損小利大
(B)コツコツドカン

は結構相反するものですので、

両方こなせるようになるのは結構経験を要します。

そのため最初は、

(A)と(B)いずれかの方向性を決める、

という取っ掛かりがいいのではないか?

とは考えていたりしますね〜。

違う方向に食指を伸ばすのは、

一方を極めてからでも遅くはないと思っています。

トレシズの「シストレで勝つためのアプローチ方法」の記事

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