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個人的に考える、販売戦略のいいカスタマイズ方法とは?

トレシズカスタマイズ方法

今日は販売戦略のいいカスタマイズ方法について書いてみます。

あくまで個人的な考えで、

まったく正しいわけでもないのですが、

以下のようなカスタマイズがいいのではないか?と考えています。

(1)バックテスト段階の取引数をある程度絞る

2000年以降の取引回数が数100回ですとツチノコ的な戦略になり、

数万回ありますと日々こなしきれないほどの取引回数になります。

資金量にもよるのですが、

個人的には「数千回」あたりに絞り込むのが好きですね〜。

もし取引回数が多い戦略の場合には、

まず売買代金制限を上げるのが、

マーケットインパクト的な観点から考えましてもいいのではないでしょうか。

(2)1銘柄投入額を減らして銘柄分散数を増やす

これはもちろん、

私の場合のように、

「各戦略同士での銘柄の重複を許可する場合に向いた手法」

だと思っています。

銘柄の重複を許容しない場合には、あまり向いていない手法ともいえます苦笑

ただ、この手法は販売戦略のカスタマイズ方法には結構向いていると考えていまして、

・他の人が引けない銘柄を引ける
・マーケットインパクトの抑制にもつながる
・戦略のバックテスト段階の期待値に近い結果になりやすい

など、結構メリットが多いと思っていたりしますね〜。

このカスタマイズだけで成績が向上するものが、

多分結構あると思います。

(3)相場情報などを使い、得意相場でのみシグナルを出す

これは最近よく書かせていただいているので省略しますが、

苦手相場でシグナルを出さないようにしますと、

より一層資金管理がしやすくなると思いますし、

たとえば

「順張りの調子が悪いな…今は停止すべきだろうか?」

といった悩みが多少は減るかもしれません笑

(4)仕掛け位置や手仕舞い位置を変える

これも当然ながら、

極端な変更でなければ、

ロジックの意図をある程度は維持できる簡単なカスタマイズ方法ですので、

まず間違いなく有効だと思います。

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

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