システムトレードブログ

個人的に好きな銘柄分散数と1銘柄投入額

トレシズシストレのテクニック

「ポートフォリオ全体で、どれぐらいの銘柄分散数にするか?」

という点は非常に悩ましいところです。

当然、

リターン重視で荒さを無視する場合には、

銘柄分散数少なめ、1銘柄投入額大きめということになり、

安定重視の場合には、

銘柄分散数多め、1銘柄投入額小さめということにはなってきます。

私の場合ですとどういう感じが好みかといいますと、

どちらかというと、

「銘柄分散数多め」

というのが好みかもしれませんね。

これはなぜかといいますと、

もちろん、

元々の性格が「安定志向」のため、

というのが一番大きいとは思います苦笑

そのため、

レバレッジ1倍だと仮定しますと、

最低でも20銘柄分散は欲しい、

こう考えるタイプです。

これは1戦略でのお話ではなく、

ポートフォリオ全体で、という意味合いです。

その上でですが、

私の場合ですとレバレッジを多用しておりまして、

レバレッジ3倍をMAXとしております。

つまり、最高60銘柄分散ですね。

…もちろん常に60銘柄仕掛けるわけではなく、

あくまでシグナルが相当多い日の場合のみ60銘柄保有もありえる、

こういった意味合いです。

個人的に銘柄分散数を考える際にどのあたりを重視するかといいますと、

・余力が尽きないレベルの銘柄分散数にする
・複数売買ルールで過去のポジション量を確認し、自分に耐えられるレベルのポジション量に調整する

といった点あたりかもしれません。

銘柄分散数が決まったところで、

「1銘柄投入額」

を決めていく形になりますが、

これはもちろん、

・レギュラー戦略は1銘柄投入額大きめ
・フォワードテスト中戦略は1銘柄投入額小さめ

としています。

ただこれだけではなく、

・ナンピンする可能性のある戦略は1銘柄投入額小さめ
・寄指戦略、引成戦略は1銘柄投入額小さめ
・売り戦略は1銘柄投入額小さめ

などといった、

細かいマイルールがあったりします汗

なので、

1銘柄投入額は、

現状、結構戦略によってばらついていたりします苦笑

これは完全に好みのお話なので全く正しいわけでもないとは思うのですが、

1個明確な点があるとすれば、

・平均損失と損失の標準偏差が小さい戦略
・かつ、自分の信頼がある戦略

というものは、

1銘柄投入額を大きくしやすいかもしれませんね。

これはやはり、

信頼があるのが一番大きいですが、

穏やかな戦略でもあるためです。

…何かのお話と通じるところがありますが笑

結局はエクスポージャー(金融資産のうち、市場の価格変動リスクにさらされている資産の割合)のお話になってくるとは思いますので、

「結局は自分の好みに合わせるしかない」

という結論になるのかもしれないですね〜。

トレシズの「シストレのテクニック」の記事

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