個人的な最新の多元複利運用について語ってみます。
個人的なスタイルである多元複利運用ですが、
最近は若干ニュアンスが変わってきています(ぇ
元々の多元複利運用では、
「それぞれの戦略で資金を独立させる」
という感じでしたが、
最近個人的には、
…複数の戦略で結構資金を重複させてしまっています苦笑
これはなぜかといいますと、
その方が資金効率がいいから、
というイメージですね。
多元複利運用・弐という感じかもしれません笑
戦略毎に資金を完全に独立させてしまいますと、
各戦略単体でシグナルが出ない時、
その分の資金が寝てしまい効率がかなり落ちてしまいます。
守りの運用の場合にはこれでもいいと思うのですが、
攻めの運用ですとやはり資金効率命、
という感じですので、
寝ている資金を生かすためには、
「複数の戦略で資金を重複させるしかない」
という結論ですね〜。
多元複利運用の根本的な考え方としましては、
「どんなに自信がある戦略だったとしても、将来的に生き残るかどうかは分からない。そのため、将来的に生き残った戦略を生かしていき、結果が出ない戦略をフェイドアウトさせていく」
というイメージです。
…何かのお話と似ている気もしますが苦笑
これを、
「多元複利運用・弐」
に生かすとすれば、
「各戦略のロット調整」
という形で対応させる感じかもしれません。
まずは先日の記事を元に、
ざっくりと戦略単体の資金や1銘柄投入額を決めます。
■1銘柄投入額を決める際のルール
https://www.torezista.com/blog/blog_2251/
運用開始時点では、
その戦略の将来的なパフォーマンスは未知数ですので、
ある程度はロットを落とした方がいいかもしれません。
その上で、
ある程度は中・長期的に運用していきます。
…もちろん、
ロジックに致命的な欠陥が見つかった場合には即停止し、
修正することはありますが苦笑
あとは、
中長期的に、
DDが大きい戦略は総投入額とロットを落とし、
損益が大幅プラスのものは総投入額とロットを上げていく、
これだけです。
結局は戦略単体の成績というよりもトータル収支で見る形になりますが、
このやり方ですと、
たとえ成績が悪い戦略があったとしましても、そこまでは気にならなくなりやすいです。
…戦略数が増えますと、
どの取引をどの戦略で行っているかがよく分からなくなることもありますが(コラ
とはいえこれもデメリットばかりではなく、
「各戦略単体の成績を分かりにくくする」
という観点では、メンタル的にメリットがあるかもしれません。
結論的には、各戦略をある程度は長いスパンで評価しやすくなるため、
そういった意味では結構有効な手法かもしれない、
とは思っていたりしますね〜。
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