システムトレードブログ

入金投資法について語る

トレシズ投資手法

株システムトレード情報局の、

「株口座は特定口座の源泉徴収なしがいい」

というお話は非常に参考になりましたね〜。

また、コメントで出てきました、

「源泉徴収ありかどうかで国保の額が変わる」

といった点も、

正直まったく知りませんでしたので目から鱗でした苦笑

今日は、一般的に危険だと言われる入金投資法についての個人的な考えを書かせていただきたいと思います。

入金投資法とは要するに、

たとえば毎月1回など入金を行い、

どんどん元本を増やしていくような手法ですね〜。

まず、以下のような仮定を元に、

複利について考えてみます。

・元本: 100万
・運用方法: 複利
・平均月利: 5%

1か月後: 105万円
半年後: 134万円
1年後: 180万円
5年後: 1857万円

・元本: 200万
・運用方法: 複利
・平均月利: 5%

1か月後: 210万円
半年後: 268万円
1年後: 359万円
5年後: 3735万円

つまり元本が2倍違いますと、

最初から稼げる額が違いますし、

5年後の開きがえらいことになる、ということですね苦笑

つまり入金投資法とは、

「初期の元本をなるべく増やして、稼げる額を増やしていこう」

という考え方ですが、

やはり一番大事なのは、

「コア戦略があるかどうか」

という点でしょうね〜。

戦略に対して信頼がないうちはロットは増やすべきではないというのが個人的な考えで、

私自身もフォワードテスト中の戦略はロットを落とし、

また追加入金もせずにしばらく様子を見る感じです。

また、資金が増えてくると分かるのですが、

結構、「1銘柄投入額」も重要になってきます汗

これは要するに、

昨日のお話とも似ていますが板のスカスカの銘柄に大量の資金は投入できませんし、

まともな期待値が出なくなってくると考えられますため、

資金が増えるほど、

「シストレに対する経験が必要になってくる」

とも言い換えられるかもしれません。

そういった意味で、

毎月などの大きな金額の入金投資法というのは、

シストレ上級者でないと厳しいのではないか、

とは思いますね〜。

ただ一方、

上記のように元本100万と元本200万の場合でもだいぶ違うので、

もし元本100万スタートだとしましたら、

「毎月少しずつ入れて200万に早い段階で近づけることを目標とする」

といった考え方はありなのではないか?

とは思っていたりしますね〜。

住宅ローンなどでも、

最初の頭金を多く払ったほうがお得になりますよね。

これと同じことがシストレの元本にも言えるとは思います。

元本1000万の場合には、

毎月2万入れてもあまり意味はありませんが、

元本100万などの場合には、

毎月2万などの少額でも、

だいぶ差が生まれたりします。

・運用資金に対してある程度の割合の金額を入れないと意味がない

という点はあるものの、

・序盤の元本の大きさがものすごく大きく影響する

という観点から考えますと、

入金投資法というのは1つの選択肢ではないか、

とは思っていたりしますね〜。

ただもちろん、

個人的にはまったくおすすめしているわけでもなく、

・攻めの運用を目指したいと思っていること
・入金額が余剰資金であること
・コア戦略を持っていること
・シストレへの理解がある程度は深いこと
・専業トレーダーではなく兼業トレーダーであること(毎月の株以外の収入があること)

などの複数の要素があって初めて入金投資法を考えるべき、

とも思っています汗

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