システムトレードブログ

手仕舞い方法を考える

翌日寄りでの手仕舞いシグナルが出ていて、

成行で手仕舞ったと思ったら、

その後急騰してストップ高…

こんなガッカリな動きも想像以上に多いものです苦笑

特に順張り買いでは、

こういう動きが多発します。

かといって、

寄りから急落する場合などもありますので、

寄りで離すのが必ずしも間違いというわけではない、

とは思います。

個人的にはこのあたりをどう考えているかといいますと、

「仕掛け方法と同じように、手仕舞い方法でもいろいろなタイプを導入する」

というのが好みですね〜。

手仕舞いの代表的なものとしましては、

・当日引けで手仕舞い
・翌日寄付で手仕舞い
・翌日指値で手仕舞い
・翌日不成で手仕舞い

などいろいろありますが、

ポートフォリオ内の各戦略に、

ばらばらの手仕舞い方法を取り入れる、

という形で対応する場合が多いです。

1個重要な点がありまして、

あくまで私の場合のスタイルですと、

逆張り買いの場合では、全部ではないですが、

・当日引けで手仕舞い
・翌日寄付で手仕舞い

というスタイルが多いです。

これはなぜかといいますと、

逆張り買いというのはトレンドに逆らった売買のため、

「あくまで短期的な値幅を狙うもの」

と考えているためですね〜。

上記4つの手仕舞いの中でも、

最も保有時間が短いのが

・当日引けで手仕舞い
・翌日寄付で手仕舞い

のため、

これらを採用する場合が多い、

ということです。

これはなんといいますか、

多少B・N・F氏の、

「10%以上も上がるまでは待たない。6%程度の利益が出たら売ってしまう」(文言はうろ覚えですが苦笑)

というお言葉に影響を受けています苦笑

逆に、順張り買いの方はどうかといいますと、

「逆張り買いよりは、不成など保有日数が長くなるものを多く取り入れる」

という形で対応する場合が多いです。

こちらの理由としましては、

「順張りとはトレンドフォローであるため、逆張りよりはトレンドが長く続く場合が多いから」

というイメージですね〜。

ただ、

翌日寄成の手仕舞いの戦略を、

翌日不成の手仕舞いに変更した場合、

結構期待値が落ちる場合もあります。

このあたりを個人的にどう考えているかといいますと、

「直近2015年以降の期待値が高ければ、不成の手仕舞いへの変更もあり」

という感じで考えています。

これは多くの方もおっしゃられていますが、

シストレにおいて、

2005年以前の相場の動きというのはほぼ役に立たないのは間違いありません汗

これは、

今ほどネット環境も注文方法も、そしてシストレも普及していなかった時代のお話のためですね〜。

ただ個人的には、前の相場でも

2005年、2008年、2011年の相場あたりは今後も再現性があると思っておりまして、

このあたりのバックテスト結果は結構見ていますが汗

そういうわけで結論的には直近重視ですが、

全ての戦略を不成手仕舞いにしてしまいますと、

保有日数が若干長くなり、

また同時期にリスクが発生してしまいますのでリスクヘッジにならないので、

「手仕舞い方法もいろいろなものを使う」

というのがリスク管理面上はいいのではないか?

とは思っていたりしますね〜。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

前々記事:1銘柄投入額を決める際のルール
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