システムトレードブログ

逆張り買いのカスタマイズの指針

トレシズカスタマイズ方法

逆張り買いで調子が悪い時に、

個人的にはどのへんを調整するか?

という観点で書かせていただきたいと思います。

(1)上昇トレンド対策よりも下落トレンド対策

多くの買い戦略では、

やはり上昇トレンドでは成績が良くなりやすくなります。

たとえばですが、

今年の3〜7月あたりの相場ですね〜。

そのため、

私の場合ですと、

上昇トレンド時の部分はあまりいじらないかもしれません。

…もちろん、上昇トレンドで成績が悪い場合にはかなりカスタマイズしますが苦笑

一方、

8月などはある意味ボックスか下落トレンドのような感じですので、

こういった相場の対策を施すかもしれませんね〜。

・上昇トレンドのシグナル数を維持しつつ、
・かつ下落トレンドのロジックをいじる

場合には、

一番分かりやすいのは相場情報を使うことかもしれません。

もしくはトレンド判定フィルターを使うという手もあります。

たとえばですが、

・日経平均が25日線上なら上昇トレンドとみなす

などなんでもいいのですが、

このように相場を分割することにより、

上昇トレンドにおけるシグナル数を減らさずに、

下落トレンドにおけるロジックのみを調整することが可能です。

(2)市場別の結果を見る

やはりといいますか、

東証一部銘柄は堅い動きをする場合が多く、

マザーズ銘柄は荒い動きをする場合が多いと思います。

もし新興銘柄の取引のみ期待値が低いなどといった場合には、

「戦略を2つに分ける」

といった手法も有効だと思います。

ざっくりとですと、

・東証一部
・東証二部/マザーズ/JASDAQ

という2つに分ける感じですね〜。

当然後者の方は、仕掛け位置などを含めてもっと深い位置にしたりする感じです。

(3)今の相場が高値圏かどうかを判断する

今が高値圏かどうかを判別するのは、

あくまで結果論となってしまい非常に難しいところですが、

2013年のような超上昇相場では順張り買いがメインとなるはずですので、

逆張り買いでは無理に高値圏で攻める必要もない、

とも考えられます。

そういった意味では、

「逆張り買いは特に高値圏で慎重に行くべき」

とも考えられます。

今が高値圏かどうかを判断するには、

結論としては何かしらルールを作るしかないのかもしれませんね〜。

たとえばですが、

・ジャスダックインデックス、またはマザーズ指数の期間上昇率(100日)が〇%より大きい場合には高値圏と見なす

などです。

その上で、

高値圏にある場合には仕掛け位置を深くする、

などといった対策が考えられます。

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

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