さまざまな相場における仕掛け位置
個人的な考えですと、
(A)仕掛け位置が浅くていい相場
(B)仕掛け位置が深くなければいけない相場
(C)仕掛けを見送るべき相場
の3種類が存在する、
とは思っていたりしますね〜。
(A)の、買いにおける仕掛け位置が浅くて相場というのは、
やはり「上昇トレンド」だと思います。
これはなんといいますか、
買っておけば勝手に上がっていくためですね〜笑
買いのポジション量が多ければ多いほど効率がいいため、
という理屈です。
もちろんこういったスタイルの場合、
上昇トレンドの終焉時には、それなりに食らいます汗
ただ、
たとえば2013年の上昇トレンドにしましても、
5月後半の大陰線というサインがあってから崩れましたし、
上昇トレンドはこういったサインにより崩れる場合が大半です。
そういった意味では、
「上昇トレンドの終焉で1回食らうのはやむなしとあきらめ、上昇トレンドの終焉が来るまでに取れるだけ取っておく」
というのが個人的には好みですね苦笑
次に、(B)仕掛け位置が深くなければいけない相場についてですが、
やはり、
・ジャスダックインデックスやマザーズ指数などが軟調な時
・もしくは、ジャスダックインデックスやマザーズ指数などが暴騰しすぎている時
というのは押しが深くなりやすいものです。
たとえば3.11にしましても、
直近9月のマザーズの押しにしましても、
マザーズ指数が25日線の下で起こっています。
そういった意味では、
「マザーズ指数が25日線下の時は注意」
ということですね〜汗
これはもちろん戦略の組み方によりまして、
「新興銘柄の取引割合が多い戦略の場合には、上記のような考え方が有効」
という意味合いですね。
意外と盲点なのが、
「(C)仕掛けを見送るべき相場」
ではないでしょうか?
これは個人的な相場格言である「待つも相場」と通じるところがありますが、
戦略にはやはり得意相場と苦手相場がありますので、
苦手相場ではシグナルを出さない、
といった対策は非常に有効だと思います。
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