システムトレードブログ

逆張りの考え方

トレシズ投資手法

今回のような悪材料による下げでも、日経平均は8,000円を割り込んだかと思えば、今や9,400円までリバウンドしています。

これがダイエットであれば嬉しくない話ですが(ぇ、

今回のような史上まれに見るような悪材料でもきっちり反発している点は、特にシステムトレードを始めたての方にとって参考になる状況ではないでしょうか。

日経平均自体が一般銘柄並に動く今の相場はすごいの一言ですが…。

相場はたいていの場合、下げ相場でも一方的に下げるわけではなく、下げてから反発、を繰り返します。

そして、下げてから反発のタイミングを狙って買うのが、一般的な逆張りですね。

逆張りはトレンドに逆らって仕掛けるタイプの戦略のため、基本的にはあまり長い期間の持ち越しはしません。

リバウンドが終わったらきっちり離す、こういった短期のトレードを繰り返して利益を積み重ねるわけです。

さすがに今回のような異常な相場では機能しない場合もありますが、長期的な視野で見ればこういった相場は過去を振り返ってもあまり多くないため、度外視したほうがいいかもしれません。

「こういった相場では、順張りの方がいいのではないか?」

といった考えも浮かんできますが、

たとえば6758ソニーの日足を見てみると、3月14日に一気に下にブレイクしているため、システムトレード的には3月15日に売りシグナルが出る場合が多いと思います。

ですが、3月15日に大幅に下げているため一時的に利益は乗っていると推測されますが、それ以降は3月15日の水準よりも高くなっているため損失が出ていると考えられます。

もちろんこれから先日経平均が下げるようであれば順張りは有効に機能しますが、こういった1週間という短期間の場合には、逆張りの方が機能する場合が多いわけですね。

過去のバックテスト上でも、逆張りは短期、順張りは長期に有効であることが実証されていますので、保有日数的に、どちらが合っているかを判断するというのも1つの手だと思いますね〜。

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