ロットを抑え、全トレンドの結果を見ていく
今年でいいますと、
5〜6月や、
10月にシストレを始められた方はベストな時期だったのではないか、
と思いますね〜。
逆に、7〜8月開始の場合、難しい時期だったように思います。
個人的な収支上も、今のところ
1位: 6月
2位: 5月
3位: 10月
という感じになっていたりします。
そして今年一番難しかったのは、
個人的には8月ではなく、7月でした(ぇ
これはおそらくなのですが、
順張リストなので(ぇ、
高値圏ボックスや、高値圏からの崩れに弱いということかもしれません苦笑
私自身は、
戦略のカスタマイズを検討する際にはやはり、
「こなしたトレード回数を基準にした方がいいのではないか?」
と思うタイプですね〜。
最低でも50回、
慎重に行くなら500回ほどのトレードを経てからカスタマイズを考える、
こういうスタイルが好みだったりします。
これはなぜかといいますと、
「全トレンドにおける結果を見た方がいい」
と考えるためですね。
■日経平均の場合
・5〜7月はボックス
・8月は下落トレンド
・9月中盤から上昇トレンド
■JASDAQの場合
・5月以降上昇トレンド(これはこれで珍しい動きのような気がしますが苦笑)
■マザーズの場合
・5〜6月は上昇トレンド
・7〜9月は下落トレンド
・10月はボックス
こういった感じで、
JASDAQをのぞきますと、
大体全トレンドが発生するまで4ヶ月ほどはかかっていますよね。
そのため、
大体4ヶ月は様子を見た方がいい場合が多い、
とは思っています。
そして、
4ヶ月続けるとなるとトレード回数的にもある程度の回数にはなってくると思いますし、
あと、
当然トレード回数をこなした方がより一層、
その戦略の真の実力を把握しやすくなるのも必然です。
戦略の取引回数によって異なりますが、
たとえば2000年以降の取引回数が10000回の戦略の場合、
10000÷17.8÷3=4ヶ月で約187トレード
をこなせます。
理想的には、
取引回数が10000回など多い戦略の場合には、
これぐらいのトレード回数には耐えられるロットの方がいいとは思いますね〜。
8月などにシストレを開始し、
食らいすぎてしまうという事例は、
多くの場合ロットが大きすぎて、最低4ヶ月ほど耐えられる構成になっていないため、
というのが一因として考えられます。
特にマザーズを主戦場とする戦略の場合、
6月以降マザーズには上昇トレンドが来ていませんから、
いまだに辛抱の時期だったりします苦笑
マザーズを主戦場とする戦略は、
私の場合、今はやめる時ではないと考えます。
そういう意味で、
「ロットを抑え、全トレンドの結果を見ていく」
というのが、
カスタマイズを考える時期の1つのポイントだと思っております。
今の場合ですと、
東証一部銘柄を主戦場とする買い戦略で結果が出ないものは、
個人的にはカスタマイズを考える時期かもしれませんね苦笑
前々記事:日経平均が上にブレイクした場合は買いか?
前の記事:衆議院議員選挙のシストレに対する影響は?
今の記事:ロットを抑え、全トレンドの結果を見ていく
次の記事:今の相場では、どの市場が狙い目なのか?
次々記事:指標が盛り上がる時期と、シストレで利益が出る時期は異なる