システムトレードブログ

買い戦略における、終日ストップ高気配銘柄の手仕舞い

トレシズ運用方法

超順【L】の取引銘柄でありましたが(銘柄M)、

「手仕舞いシグナルが出ている買い保有銘柄が終日ストップ高気配になっている場合について」

を書かせていただきたいと思います。

もちろん、

ストラテジーを実際に運用されるかどうかはユーザー様の任意となります点と、

あくまで私の場合どうしているか?というだけのお話であり、

推奨しているわけではないという点をあらかじめご了承いただければと思います汗

今回の事例では、

10/20に仕掛けた銘柄が、

10/23に手仕舞いシグナルが出ていました。

しかし、

この銘柄は10/23に終日ストップ高気配で、

引けの15:00までは約定しないだろうという買い数量でした。

「こういう場合には個人的にどうするか?」

といいますと、

…基本手仕舞いせず、持ち越します(ぇ

といいますのも、

翌日ギャップアップする確率が高いためですね。

そして、翌日の寄りで成行で売る場合が多いです。

もちろん、

持ち越して翌日ギャップダウンする場合もあります。

そのため、

リスクもあるわけですが、

「絶対ギャップアップするわけではない。ただ、今までの個人的なトータル上、持ち越した方が結果が良かった」

という経験上、

個人的にはこういう事例では持ち越しているわけですね〜。

個人的なルールは以下の通りです。

・手仕舞いシグナルが出ている買い保有銘柄が、終日ストップ高気配で14:59まで値が付かなかったら基本持ち越す
※売り板が結構厚かったり、買い板が薄い場合には手仕舞いもあり
※移動平均乖離率(終値)(5日)が+30%を超えていたら手仕舞いもあり
※3日以上連続ストップ高の場合には手仕舞いもあり
※ちょっと不安だったら、半分のポジションだけ手仕舞いもあり(コラ

…若干、マイルールといいますか、裁量が入っていますが苦笑

これはなんといいますか、

データをとってみたり、

もしくは自分のスタイルに合わせる形で、

ルールを決めておくといいのではないか?

とは思っていたりしますね。

そこまで頻発する事例でもないですが、

逆張り買いよりは順張り買いで起こりやすい事例かもしれません。

もちろん戦略によって差があるお話だとは思いますし、

特にデータをとることは有効で、

・持ち越した場合の結果
・持ち越さなかった場合の結果

の2つを記録しておき、

トータルでの期待値でルールを決める、

というのがいいのではないか?

とは思っていますね。

もしくは、

イザナミで保有銘柄が終日ストップ高気配だった場合の検証をするのもいいと思います。

ただこの場合は、

引け前に一回でも値が付いてしまった銘柄の結果(安値=高値=ストップ高の銘柄)も含まれることになってしまうと思われますため、

実トレード結果でデータを取った方がより正確だと思います。

引けまで値が付かない終日ストップ高銘柄は、

「売買代金(出来高)が少ない」

という特性がありますので、

たとえば、

「売買代金が売買代金(1日前)×0.3より小さい」

といった条件により、

終日ストップ高銘柄の検証の精度を上げることも可能ではないか?

とは思っていたりしますね〜。

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