(147)日中忙しく、後場の不成への対応ができません。前日完結型にはできますか?
■日中忙しく、後場の不成への対応ができません。前日完結型にはできますか?
たとえばですが、
不成での手仕舞いの戦略の場合、
日中の11:30〜15:00に一回数分程度お時間が必要になりますよね。
これを避けるためには(日中に時間をかけないようにするには)、
2点対策が考えられます。
※ストラテジーを実際に運用されるかどうかはユーザー様の任意となります点をあらかじめご了承ください。
(1)「後場不成」が使える証券会社を使う
これが一番ラクな解決方法ですね〜。
「後場不成」が使える証券会社には、
個人的に知る限り、
・カブドットコム
・楽天
の2つがあります。
ここで懸念材料として出てきますのが手数料ですが、
楽天の場合、
デイトレード専用の信用取引「いちにち信用」は信用取引手数料が0円だったりしますし、
1銘柄投入額が50万〜100万あたりのゾーンなどはカブドットコムよりも安い場合がありそうです。
マケスピが使える点も便利だと思いますし、
一考の余地がある証券会社だとは思いますね〜。
なお余談ですが、
個人的には日々のチャート確認にはHYPER SBIを使っています(ぇ
これはなんといいますか、
…慣れのお話かもしれませんね苦笑
(2)手仕舞い方法を、「翌日成行」に変更する
・翌日、確実に手仕舞いできる
・かつ、場中を見る必要がない
という前提ですと、
「翌日不成」ではなく、
「翌日成行」にする、という方法が考えられます。
他の手仕舞い方法としては、以下のようなものが考えられます。
・翌日逆指
たとえば前日安値等を指定した逆指値の損切りにする形ですね。
・翌日指値(終日)
たとえば前日高値等を指定した上で、指値未到達の場合にはさらに翌日に成行で手仕舞い、などが考えられます。
・翌日寄指
たとえば前日高値等を指定した上で、寄りで指値未到達の場合にはさらに翌日に成行で手仕舞い、などが考えられます。
つまり要するに、
「引けでの手仕舞い(引成・引指・不成)を使わないようにする」
ということですね。
ただもちろん、
手仕舞い方法を変えますと、
期待値や勝率、通算利益率等、
全ての成績が変化はします。
個人的な経験上ですと、
手仕舞い方法を変えますと過去のパフォーマンスが落ちる場合が多いですが、
そこまで劇的なレベルではない場合が多い、
とは思いますね〜。
多くの場合、
保有日数が伸びるためDDが大きくなりますが、
ただ一方、期待値が増える場合も結構あります。
このあたりは戦略によって差がありますので、
もしご検討中の戦略を前日完結型にしたいとお考えの際には、
・ご検討中のトレシズ戦略名
・ご希望の手仕舞い方法
を記載の上、お問い合わせいただければ回答させていただきます。
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