どういう戦略にロットを張れるか?
個人的なスタイルですと、
戦略によって、
・テストロット
・本気ロット(ぇ
という2種類を使い分けています。
もちろんこれはこまめに変更するものではなく、
テスト段階はテスト、
本気になったら本気、
という明確なものではあるのですが苦笑、
「個人的にどういう基準で決めているか?」
という点について書かせていただきたいと思います。
■最初はどんな戦略でもテストロット
たまに例外はあるのですが、
たいていの場合、
個人的に未知の戦略はテストロットで開始します。
・テスト用ロットとは?
https://www.torezista.com/blog/blog_2428/
これはなんといいますか、
「序盤ではどういう動きをするか、確信がないため」
という理由が大きいからかもしれませんね。
トレシズの販売戦略の場合ですと、
たいていは、
「私自身がフォワードで実弾検証し、確信を得たロジックをカスタマイズしたもの」
というものが大半です。
ただこれはあくまで私自身の目線であり、
ユーザー様側で確信できるかどうかはまた別問題と思うわけです。
といいますのも、
…販売戦略は元々は他人が作ったものですし、好みや視点は人それぞれのためですね汗
「確信が得られるかどうか」
という点はやはり、
「実際に利益が出るかどうか?」
という点が大きいのではないか、と考えます。
そのため、
序盤はどんな戦略でも、
「テストロットからの開始」
をおすすめしたいところではありますね。
■フォワードが良い戦略には張れる
ここでいうフォワードとは、
「実際に自分自身で利益が出たかどうか?」
という観点です。
やはり、
数か月単位でマイナスの戦略に張りにくいのは私の場合も同じですし、
数か月単位で大幅プラスの戦略への信頼度はかなり高い、
というのが実情かもしれません苦笑
とはいえ、
「利益が実際に出ていることこそが信頼につながる」
という観点から考えますと、
「フォワードが良い戦略に張るというのは、ある意味必然」
とも思うわけですね。
あくまで私の場合ですと、
個別戦略の成績に別段期待しているわけでもないのですが、
やはり、
…成績の悪い戦略はロットを減らします汗
これはもちろん裁量でやっているわけではなく、
多元複利運用ですので、
成績が悪いと自動的にロットが減っていく、
という形ですね。
・多元複利運用の効果が出てくる時期
https://www.torezista.com/blog/blog_2416/
■「平均損失」と「損失の標準偏差」の大きさはかなり重要
たとえば、
・東証一部大型株を相手にするロジック
・マザーズ小型株を相手にするロジック
の2つを比べますと、
たいていの場合、
マザーズを相手にした方が「平均損失」と「損失の標準偏差」の2つの値が大きくなります。
これはなぜかというと、
…マザーズの方がボラが圧倒的にあるから、
という一語に尽きます苦笑
「荒い投資対象へのロットは抑える」
という観点から考えますと、
上記例の場合マザーズ小型株へのロットは抑えるべきであり、
必然的に、
穏やかな東証一部大型株の方はロットが増える形になります。
実際、
たとえばヒノカグ・ショート【下方ブレイク】などがいい例だとは思いますが、
この戦略はユーザー様より感想をうかがいます限り、
「優しい戦略」
というありがたいお言葉をいただく場合が多いです(ぇ
これはおそらくなのですが、
ヒノカグ・ショート【下方ブレイク】は「平均損失」と「損失の標準偏差」がかなり小さく、
日々の取引で、
大勝ちもないが大負けも少ない、
という穏やかな推移をする場合が多いからではないか?
とは思っていますね〜。
あくまで個人的な視点ですと、
こういった穏やかな戦略には、
ロットを張りやすい感じがします。
■逆張りよりは順張りの方がロット多め
これはいつも書かせていただいておりますので省略しますが(コラ、
個人的には好みもあり、
順張りの方がロット多めというスタイルです。
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