システムトレードブログ

低位株シグナルを出すべきかどうか?

トレシズシストレの開発・カスタマイズ

一般的な戦略では、

株価制限が最低でも50円以上になっている場合が多いと思います。

ここで今日は、

「50円以下の銘柄のシグナルを出すべきかどうか?」

について書かせていただきたいと思います。

まず、私自身の場合ですと、

…50円以下の銘柄のシグナルを出している戦略もあります(ぇ

といいますのも、

…その方がいろいろな銘柄を相手にできて面白いためですね笑

実際のところは、

「売買対象銘柄が増えて資金効率が向上するため」

というのが大きな理由かもしれませんね〜。

ただもちろん、

50円以下の銘柄を相手にしますと、

ファンダメンタルズ的に難がある場合が多く、

上場廃止銘柄を引きやすくなったりしますし、

いくつか注意点があります苦笑

以下、個人的な注意点を書いておきます。

■上場廃止銘柄はシグナルを出さない

マイルールですと、

既に上場廃止が決まっている銘柄は売買対象外です。

このあたりはニュース等をチェックする感じですね〜。

ただし、

監理ポスト銘柄や、疑義銘柄等は個人的にはシグナルを出しています。

■全戦略ではシグナルを出さない

これはリスク管理目的ですが、

個人的には超低位株を大量には持ちたくないため、

あくまでシグナルを出すのは一部の戦略です苦笑

■バックテスト検証における大DDは気にしない(ぇ

50円以下の銘柄を相手にしますと、

当然過去に上場廃止銘柄を大量に引く形になり、

最適分散投資をしますと、時折大DDがあることになります。

ただ、

これはどうしようもないので、

私自身は気にしない感じですね。

これはなんといいますか、

上場廃止が決まった銘柄には仕掛けないルールですので、

実際には食らうとしても1回のみのためですね。

ただもちろん、

ロットはそこまで大きくし過ぎないなど、

工夫があるのが望ましいとは思います。

■1ティックの影響が大きくなるため、仕掛け方法を考慮する

超低位株の場合、

1ティックあたりの%が並ではありません。

そのため特に、

・逆指値戦略
・寄指戦略

等の場合、影響が大きくなります。

逆指値戦略はスリッページ、

寄指戦略の場合は、始値=指値の場合の問題ですね。

そのため、

個人的に超低位株を相手にする場合には、

・成行
・終日指値
・不成/引成

などの仕掛け、手仕舞いを採用する場合が多いです。

トレシズの「シストレの開発・カスタマイズ」の記事

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