システムトレードブログ

今の相場対策

トレシズシストレ・相場関連

今の相場でDDが大きすぎるという場合には、

個人的には以下のような対策が有効ではないか?

と考えます。

(1)日経平均やジャスダックインデックスが中期的に上昇しすぎている場合には、仕掛け位置を深くする

2013年5月などがいい例ですが、

上昇後の押しというのはかなり強烈です汗

一か月頑張って上げた分が、

3日ほどで下がってしまうような動きが結構あります。

そのため、

たとえば日経平均の期間上昇率(50日)などが大きすぎる場合には、

買いの指値位置を深くする、

といった対策は1つですね。

この

「仕掛け位置を厳しくして勝率を上げていく」

というカスタマイズ方法は、

約定自体は減るものの、

DDが抑えられる場合が多いので、

個人的におすすめのカスタマイズ方法です。

(2)ボラがある地合では、小幅な値動きの際には仕掛けない

直近の相場では、

2月6日に日経平均が−1000円暴落した後、

2日間ほどは小動きになりました。

…小動きとはいえ、結構動いてはいますが苦笑

そして、

再度下に大きく動いた感じですね。

こういうボラがある時期は、

どちらか一方に動きやすい傾向がありますので、

「日経が小動きの時には仕掛けない」

といった対策も考えられます。

そして金曜日のような大きく動いた日に仕掛ける感じですね。

こうして考えますと、

引けで仕掛ける戦略というのも、

結構有効性があると思います。

(3)日経平均やジャスダックインデックスが中期的に上昇しすぎている場合には、高値圏狙いの逆張り売りを増やす

もちろん、

上昇余地が少ない時の売りはかなり有効で、

売りは足が早いと言われます通り、

直近の暴落を売りでとれれば、

買いのDDをかなり抑制することが可能です。

とはいえ、

上昇トレンドにおける売りは、

…なかなか恐いものです苦笑

そこで対策としましては、

・新興銘柄を除外する
・小型株を除外する
・直近で出来高が増えすぎている銘柄を除外する
・できれば東証一部大型株メイン

などといった感じにしますと、

売りのリスクを軽減できる場合が多いとは思いますね〜。

なお、

直近の予定としましては、

エクストラキャピタル【カウンター】に上記対策を施したカスタマイズバージョンをリリース予定です。

トレシズの「シストレ・相場関連」の記事

前々記事:大暴落の後から学ぶこと
前の記事:過去のパターンを記憶しておくのは結構大事だと思います。
今の記事:今の相場対策
次の記事:3〜4月のような相場におけるブレイクアウト系買い戦略について
次々記事:直近相場で成績が悪い場合には?

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