マザーズが50日線下の場合に、使う戦略数を減らすという考え方
1つの考え方として、
「25日線上でのみ戦う」
という考え方があります。
もちろんこの25日という数字は、
チャート形によっては50日などに調整する必要があると思います。
下にマザーズ指数のチャートをアップさせていただきましたが、
25日線上のみで戦う、
つまりは
「25日線上の場合でのみ買いシグナルを出す」
という形であれば、
2018/2/6の暴落では1円も食らいません。
一方、
直近のマザーズでいいますと、
まさに50日線が抵抗線になっていると考えられます。
つまり今で言いますと、
25日線というよりは50日線で考えた方がいい地合、
とは言えるかもしれませんね〜。
「25日と50日を、裁量で変化させるのはありなのか?」
という観点ですと、
個人的には、
…ありと考えています(ぇ
といいますのも、
25日線単体でも、
長期下落トレンドにおける25日線、
ボックストレンドにおける25日線、
上昇トレンドにおける25日線はそれぞれ意味が違うと考えられるためですね。
たとえばですが、
2018年1月までのマザーズ指数は上昇トレンドでしたが、
こういった上昇トレンドでは、
25日線上で推移しやすくなります。
また、
25日線がサポートラインとして機能しやすいですので、
逆に割り込んだ場合には底抜けの可能性があり、
暴落の可能性があります。
そういった意味で、
あくまで一例としてですが、
「上昇トレンドで、25日線を割り込んだら運用を停止する」
といったルールを決めてしまう、
という考え方もありではないか?
とは思っていたりしますね〜。
もちろんこの際に、
ザラ場を監視できる場合には、
引けで25日線を割り込みそうだったら引けで手仕舞い、
といった手法もありです。
3月〜4月は難しい相場でしたが、
この時期はやはり、
マザーズが50日線下でした。
マザーズが50日線下の場合に、
使う戦略数をまず減らしてみる、
という手も、
今シストレで勝てない、
という方にはとっかかりとしておすすめだったりしますね〜。
マザーズ50日線下の際にどういう戦略を使えばいいか?
という観点ですと、
まずはパーフェクトレシオ【凰】のような、
深い仕掛け位置の買い戦略がおすすめです。
もちろん、
1戦略だけですとシグナル数が足りないため、
いずれ物足りなさは出てくるだろうと推測されます。
とはいえ、
まずは少ない戦略で50日線下で勝てるようになってから、
そこで初めて使う戦略数を増やすことを考える、
というアプローチ方法もまた1つ、
とは思っていたりしますね〜。
↓マザーズ指数のチャート(赤:25日線 紫:50日線)
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