上限株数に仕掛けるか?下限株数に仕掛けるか?
1銘柄の仕掛け株数で、
・設定範囲内の上限株数に仕掛ける
・設定範囲内の下限株数に仕掛ける
の2つがありますが、
個人的にはどう使い分けているか?についてです。
まず、
「上限株数に仕掛けるのはリスキーでは?」
というご質問をいただく場合もあるのですが、
それはあくまで設定次第、
とは言えるのかもしれません。
私自身は実は、
下限よりも上限をよく使う感じで、
「上限株数に仕掛ける」を使う意図としましては、
・1銘柄投入額をある程度揃えたい場合
・また、1銘柄あたりのリスクの上限を抑えたい場合
などによく使う感じですね〜。
特に、
「総資金に対して、1銘柄あたりではこれ以上のリスクは取りたくない」
という場合に、
「上限株数に仕掛ける」
を使う感じです。
逆に、
「下限株数に仕掛ける」
はどういう時に使うかといいますと、
「売買対象に、単元価格が大きい銘柄を含めたい時に使う」
という感じですね。
たとえばですが、
ファーストリティリングや任天堂などがこれにあたります。
こういった単元価格が大きい銘柄は、
上限を設定していますとシグナルから除外されてしまいがちですが、
「下限株数に仕掛ける」+「1銘柄の上限投入額を引き上げる」
という手法により、
たいていの銘柄にシグナルを出すようにすることができます。
そういった意味で便利なのですが、
資金量がある程度大きかったらいいものの、
資金量が小さい場合にはやはりリスキーなので、
資金量が小さいうちは特に、
「上限株数に仕掛ける」
という設定がおすすめだったりしますね〜。
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