システムトレードブログ

ポジション量を維持する

トレシズ運用方法

今日は、

逆張り買いのテクニックについて書かせていただこうと思います(ぇ

深い逆張り買いにおいて、

「リバウンドが取れないまま、約定が減ってしまい、上昇相場になった」

という現象が発生する場合があります。

これはこれで、

結構中途半端な状態ですよね苦笑

なぜこういう現象が起きるかといいますと、

・保有日数が短い影響
・仕掛けタイミングのズレ

といった点が要因ではないか?

と考えております。

ただ、

そういった深い逆張り買いが機能する相場もあるわけで、

その時はたまたまそういう相場だった、

という場合が多いとは思っていたりしますね〜。

あくまで個人的なスタイルですと、

「深い逆張り買い戦略がそこそこのDDになった場合には、仕掛け位置が緩い戦略を増やす」

といったポートフォリオ構成になっています。

これはなぜかといいますと、

深い逆張り買い戦略が結構なDDになるということは、

「ある程度相場の底に近づいている可能性が高い時期」

だからですね〜。

…もちろん、2008年のような相場だけはのぞきますが(コラ

深い逆張り買いがたとえリバウンドを取り損ねたとしても、

仕掛け位置が緩い戦略は、

たとえば日経平均が5連騰といった上昇相場になってもある程度は約定数を確保できるため、

結構その分を取り返せたりするんですよね。

「こういったポートフォリオの組み方をどう実現するか?」

につきましては、

1つの手としましては、

「深い逆張り買い戦略の、日次損益CSVを使う」

といったものがあります。

たとえば仕掛け位置が緩い戦略の環境データに、

深い逆張り買い戦略の日次損益CSVを取り込み、

深い逆張り買い戦略のDDがある一定の大きさになったら5日連続でシグナルを出す、

などといった手法が考えられます。

個人的には逆張り買いのコツは、

(1)下落の初動でのDDを抑える
 ↓
(2)その上で、相場が下がるほどポジション量が増えるようにする
 ↓
(3)そして、相場が横ばい、もしくは上昇に転じたらポジション量を維持する

といった感じではないか?

とは思っていたりするのですが、

深い逆張り買いの取り損ねは、

要するに

「ポジション量を維持する」

ということができていない状態ですので、

このあたりの対策を考えておくのが大事、

とは思っていたりしますね〜。

このあたりは1戦略でやろうとせずに、

複数の戦略で行うのが吉、

と考えていたりします。

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