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販売戦略をカスタマイズする場合にはどうするか?

トレシズカスタマイズ方法

たとえば私の場合ですと、

もし販売戦略をカスタマイズする場合には、

以下のようなフローになるかな、と思っています。

(1)まずはバックテスト段階の期待値を確認

これは全年度というよりも、

直近、

特に2016年以降あたりですね。

これがそれなりにプラスなのであれば、

バックテスト側のカスタマイズは必要ないかもしれません(ぇ

2016年以降の期待値が微妙なのであれば、

・全仕掛け条件を1個ずつ減らしてどの仕掛け条件が原因となっているかを見る
・もしくは、売買代金や株価制限を変えてみる
・もしくは、手仕舞い方法を変えてみる

といったアプローチ方法により、

どのへんに原因があるかを考えます。

(2)その戦略のいいところを確認

たとえばですが、

直近で結構プラスになっている取引があったとします。

その取引が取れている点は、

その戦略のいいところでもありますので、

カスタマイズしてもその銘柄を引けるような状態を維持することを目指す場合が多いですね。

特に指値戦略等で、

指値位置を変える際には、

この銘柄が引けなくなるようなカスタマイズは避けた方がいいのではないか?

とは思っていたりします汗

(3)ロジックをシンプルに

複雑なロジックの場合ですと、

ロジックをシンプルにすると機能するようになる場合も多いです。

多くの方は、

「できるだけ戦略の過去成績が良くなるように条件を追加しがちな傾向にある」

とは思っていたりするのですが、

個人的にはどちらかというと、

「仕掛け条件を減らしてシンプルにしていく」

という行程をとるだろうと思います。

ただもちろん、

絶対に必要な条件は追加します笑

(4)DD具合を見る

たとえば直近でDDになっている場合などには、

「仕掛けや手仕舞いのタイミングが合っているかどうか?」

を見る場合が多いかもしれませんね。

先日の記事でも書かせていただきましたが、

仕掛けを一日遅らせるだけで機能するようになることはよくあるんですよね。

仕掛けを一日遅らせて、さらに下で指すようなカスタマイズは、

上昇トレンド等では物足りなくなりがちなものの、

下落トレンド対策では非常に有効で、

「こういった守りのカスタマイズは結構有効な場合が多い」

と考えているほどです。

(5)株価と売買代金と市場を選別する

やはりロジックには、

得意とする市場、苦手とする市場等、

いろいろあります。

このあたりについて、

「この戦略にはどういう株価や売買代金、市場が合っているかどうか?」

という点を考えることは多いですね。

このあたりは種類が多いので大変ではあるのですが、

シストレ初心者のうちはまずは

「東証一部を極める」

など、

結構範囲を絞った方が分かりやすかったりします。

トレシズの「カスタマイズ方法」の記事

前々記事:売買代金によってカテゴライズする
前の記事:戦略のシグナル数を増やしたい場合のテクニック
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次々記事:売買銘柄を東証一部に限定すると?

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