システムトレードブログ

食らいやすい相場と食らいにくい相場を分けて考える

トレシズシストレの考え方

買いで食らいやすい相場と、

買いで食らいにくい相場、

この2つを相場情報で分けておくと、

結構便利だと思います。

買いで食らいにくい相場とは、

要するに、

「ボラがない相場」

です笑

ボラがない相場というのは、

一般的に

「横ばいでボックス圏」

を想像される方が多いかもしれません。

もちろんボックスもそうなのですが、

実は、

「上昇相場もボラがない相場である場合が多い」

という事実があります(ぇ

相場の緩やかな上昇中というのは、

本当にコツコツしていますので、

「値動き」

という観点でのボラは、

下落相場ほどは大きくないわけですね〜。

ただもちろん、

上昇相場でも、

相場の急落時期はボラが大きくなりますが苦笑

ボラが大きい時期というのは主に、

「市場の下落時期」

だとは思うんですよね。

これはなぜかといいますと、

「売りは足が速いから」

という理由によります。

ボラの大きさを調べる指標としましては、

・終値と終値+ATRの乖離率
・ヒストリカル・ボラティリティ

などが代表的だと思いますが、

これらが一定値より大きい場合にはハイ・ボラティリティ相場、

小さい場合には通常相場的な感じで相場情報を組みますと、

今がどんな相場なのか分かりやすいですし、

ポートフォリオの切り替えにも活用できて便利だと思いますね〜。

もちろん最低限、

「TOPIXと新興は分けて考える」

という点は大事だと思いますが汗

あとはやはり、

ボラが大きい相場というのは、

「安値が切り下がっている場合が多い」

とは言えると思います。

このあたりも、

相場情報に組み込むと面白いかもしれませんね。

トレシズの「シストレの考え方」の記事

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