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トレンド判定フィルターの使い方

トレシズストラテジー情報

コキュートス2(L)や、

今回の10月過去最高益更新セット同梱のトレンド判定フィルターですが、

あまり使い方を書いてこなかったな、

と思いましたので使い方を書かせていただきます苦笑

まず、

■上昇トレンドかどうか?

を調べたい場合には、

「上昇トレンド判定.str」

を使う感じですね。

シグナルが1以上であれば、上昇トレンド判定されているということです。

たとえばですが、

2013年などは売りにとって鬼門でしたが、

「上昇トレンド判定.str」では、

2013年の大半が上昇トレンド判定されますので、

「上昇トレンド判定されている時には売りは使わない」

といった使い方が考えられます。

または、順張り買いのDDを抑えるため、

「上昇トレンド判定されている時のみ順張り買いを使う」

といった考え方もあります。

■下落トレンドかどうか?

を調べたい場合には、

「下落トレンド判定.str」

を使う感じです。

これも同様に、

シグナルが1以上であれば、下落トレンド判定されているということです。

たとえばですが、

「下落トレンド判定されている時は、浅い押し目買い、順張り買いは使わない」

といった使い方が考えられます。

2008年のような相場では、

浅い押し目買い、逆張り買い、順張り買いは食らいやすいので、

買いのDDを抑えたい場合には有効だと思っていたりしますね〜。

■まとめて判定したい場合

には、

「一括判定.str」

を使います。

上昇トレンド判定側でシグナルが出れば上昇トレンド、

下落トレンド判定側でシグナルが出れば下落トレンド、

どちらでも出なければボックスということですね。

こちらはどちらかというと各戦略への埋め込みが大変ですので、

個人的にはどちらかといいますと、

「上昇トレンド判定.str」
「下落トレンド判定.str」

単体の方がおすすめだったりします苦笑

今のような相場では、

「下落トレンド判定されている相場では、買いではシグナルを出さない戦略を設ける」

という手法により、

DDを抑えることが可能な場合も多いと思っています。

トレンド判定フィルターは要するに、

「どちらかというと守備力を上げるためのフィルター」

という感じかもしれませんね。

トレシズの「ストラテジー情報」の記事

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