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検証期間の設定

トレシズイザナミの使い方

バックテスト側の検証期間は、

個人的には2014年〜にする場合が多いかもしれません。

これはなんといいますか、

…時短ですね苦笑

場合によっては、2016年〜などにする場合もあります。

2013年は正直見る必要がないので、

2014年〜にしている感じですね〜。

「バックテスト側の検証期間を2018年〜にするとどうなるか?」

という観点ですと、

別に結果にはそこまで大差はなく、

検証速度も速くはなるのですが、

「そのままでは過去の年度別の期待値をチェックできない」

という点がデメリットなので、

個人的にはある程度前の年にしている感じですね。

たとえばですが、

「今年は2016年の動きと似ているな、だとしたら2016年のバックテスト段階の期待値と比べて今年はどうだろうか?」

といった感じで比較するイメージですね。
(※個人的には今年は2006年と似ていると考えており、上記はあくまで例です苦笑)

一方最適分散投資ファイルはどうか?

といいますと、

あくまで私の場合ですと、

検証開始日は運用開始日よりも結構前にします(ぇ

たとえば「2018/11/30」から運用開始する場合、

個人的な設定ですと、

最適分散投資ファイルの検証開始日は、

「2018/01/01〜」

などと、結構前の日付にする場合が多いです。

これはなぜかといいますと、

「多少のDDになっても、元資金分のシグナルを出したいため」

ですね。

上記事例で、

「2018/11/30〜」

にしてしまいますと、

最初プラスで始まればいいのですが、

最初マイナスで始まると、

元資金分以下のシグナル量となってしまい、

パワーが落ちる形になってしまいます。

後者は複利的な考え方で安全ではあるのですが、

戦略は基本、単利の方が安定しやすいと思っているところがありますので、

個人的には結構前の日付(検証上、結構プラスになる日付)にする場合が多い、

という感じですね。

運用開始日による影響を減らしたい、

という目的もあります。

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

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