システムトレードブログ

年末年始にやるべきこと

トレシズシストレコラム

ちょっと早いですが、

年末年始にやるべきこととしましてはやはり、

「ポートフォリオの見直し」

だと思いますね〜。

まずどういう風に見直すか?

という観点ですと、

私の場合ですとやはり、

(A)ロジックの有効性の確認
(B)ロットや資金配分の確認
(C)戦略の組み合わせの確認

などかもしれませんね。

「(A)ロジックの有効性の確認」の方はやはり、

年度毎の期待値を確認する場合が多いです。

2018年は結構難しかったと思うので割引が必要ですが、

それでも逆張り買いの場合は特に、

プラスの期待値が欲しいところですね。

この12月は非常に参考になる相場ではあり、

この時期に極端にDDが大きくなる場合には、

むしろ、

「(B)ロットや資金配分」
「(C)戦略の組み合わせの確認」

の見直しが必要な場合が多いかもしれません。

たとえばですが、

この時期に食らいすぎる場合には、

浅い仕掛けの逆張り買い戦略が多すぎる場合が少なくありませんので、

・一部戦略の仕掛け位置をもっと深くする

などといった対策が一案です。

もしくは、

・一部逆張り買い戦略を、安値圏順張り買いに変更する

といった手も結構有効です。

これはなんといいますか、

逆指値戦略の場合特に、

今のような一方的な下げの地合において、

空振り、つまりは未約定が多くなりますので、

結構余力を空けやすいんですよね。

逆指値戦略分の余力が残っていれば、

いざ相場が反発を開始した時に再度仕掛ける余力が生まれますし、

またこれは、

3.11や2008年のような相場でも余力を空けられるということを意味しますので、

スリッページという弱点はあるにしても、

この「余力的な優位性」こそが、

逆指値戦略の真のメリットだと思っています汗(ぇ

戦略個別では、

「単にDDになっているから」

という理由だけでは、

あまりいじらない方がいい場合も多いと思っています。

…ただもちろん、

40%を超えるようなDDの場合には話は別ですが苦笑

まずはTOPIXの下げ幅ほどは食らわない配分にすること、

これが第一歩かもしれませんね〜。

トレシズの「シストレコラム」の記事

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