リレー方式の戦略
あくまで個人的には、
「リレー方式の戦略」
というのも使っています(ぇ
これはどういうものかといいますと、
要するに、
「戦略Bのシグナル抽出に、戦略Aの成績等を使う」
といった種類のものですね。
たとえばですが、
(1)戦略Aがある一定のDDになったら、戦略Bのシグナルを出し始める
(2)戦略C、D、EのDDの合算がある一定レベルを超え出したら、戦略F、G、Hのシグナルを出し始める
といった感じの手法です。
この手法のいいところは、
たとえば(1)の場合、
結構な暴落時期でも、
・戦略B分の余力を空けられる点
・また、戦略BのDDはかなり抑えられる場合がある点
・保有日数が長い戦略の場合、ナンピン的な動作になり、購入単価を下げることができる点
などのメリットがある点かもしれませんね。
たとえば3.11などのような急落相場では、
全ての戦略で3/14に仕掛けてしまいますとそれだけで結構なDDになります汗
もちろん、
3/14に仕掛けない何かしらのルールを用意しておく、
というのも1つの手になってきますが、
「仕掛けるべきか?仕掛けないべきか?」
という点はやはり、
裁量が下手な人の場合には
「迷う要素にしてはいけない」
とは思っていたりしますね。
あくまで個人的な考えですと、
「普段から、3/14のような状況でも全力にならないような構成にしておく」
という点が大事ではないか?
と考えています汗
こういった際に役立つのが上記
「リレー方式」
で、
たとえばですが、
TOPIX等が25日線下の場合には戦略F、G、H分の余力は常に空けておき、
3/14のような局面で普段使いの戦略がDDになったら初めて戦略F、G、Hを発動させる、
といったスタイルも結構便利、
と思っていたりしますね。
これは時間分散的な考え方でもあり、
逆指値同様、
余力を確保しつつDDを抑えるためのテクニックの1つ、
として考えています。
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