逆指値戦略で、高寄りした場合には仕掛けるか?
逆指値の買い戦略で、
「明らかに逆指値より上のラインで寄りそうだが、高すぎる。これは仕掛けてもいいものだろうか?」
と悩む場合もあるかもしれません。
こういう場合は実際、
(A)ストップ高に貼り付く
(B)終日、高値圏で推移する
(C)寄付後売られ陰線を付ける(ただし、下値で買いが入り下髭となることもよくある)
といった動きが代表的かなと思いますが、
…もちろん(A)のような形になれば最高ですね笑
あくまで個人的な感覚ですと、
逆指値より上のラインで寄った場合に強いのは、
「初動に近い箇所」
だと思っていたりしますね。
たとえば2日以上連続で大陽線を付けて上がっている銘柄の場合ですと、
逆指値より上のラインで始まった場合売られやすいので注意が必要ですが、
前日まで普通の推移をしていて、
いきなり高寄りした場合というのは、
好材料が出ている場合が多く、
大崩れする場合が少ないな、
と思っていたりします。
ただこのあたりはシストレ的に対応したいということで、
事前にいろいろなパターンを調べておくのがいいかもしれませんね〜。
たとえばですが、
・翌日始値が(逆指値の指値)より大きい(逆指値の指値は、戦略により異なるので調整が必要です)
↓(青)
・翌日始値が終値+10%より大きい
などといった条件を仕掛け条件に追加して試す感じですね。
終値+10%の部分は、
+5%〜+20%等、
いろいろ変えて試します。
上記条件を入れて、
直近4年間あたりの期待値がプラスの場合には、
それは高寄りでも仕掛けていい戦略ということですし、
期待値がマイナスの場合には、
たとえば
「翌日始値が終値+10%より大きい場合には仕掛けを見送る」
などといった対策も可能です。
このあたりは戦略によって異なりますので、
いろいろな戦略に入れて試すのも手かもしれませんね〜。
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