システムトレードブログ

仕掛けや手仕舞い位置の調整は結構影響が大きい?

トレシズ運用方法

「ルールを途中で変更するということは、期待値を捨てるということにつながる」

と言い換えられるかもしれません(ぇ

といいますのも、

運用中の戦略は、いわば

「その仕掛け位置、手仕舞い位置であれば過去期待値があった」

ということが十分に分かっているわけですよね。

そして、

この仕掛け位置や手仕舞い位置を途中で動かすということは、

「その戦略元々の期待値を捨て、新たな戦略として生まれ変わらせている」

ということにつながってくるのではないか?

と考えます。

新しい戦略になるので、

旧戦略とは利益発生時期も損失発生時期も異なる戦略となるため、

あくまで極論ですと、

「過去の旧戦略における実績が無になる」

とも言えるかもしれません汗

そして、

新しい戦略となりますので、

再度十分な検証が必要となりますし、

また実績も未知数なので0からのスタートとなります。

上記のような観点から、

「ちょっとDDになったらすぐにカスタマイズする」

という発想は、

「リセットを繰り返し、期待値を捨てているという事に他ならないのではないか?」

と思うところはありますね汗(コラ

…もちろん、

新しい仕掛け・手仕舞い位置にした戦略でも、

十分な確証を得た上でなら問題がないと思いますが苦笑

ここであくまで私の場合ですと、

その戦略の「トレード毎勝率」を見る場合が多いかもしれません。

たとえば、

・資金が小さい場合での勝率は低い。なら資金を大きくした場合はどうか?

などの点ですね〜。

資金が小さい場合になぜか勝率が落ちるという事例はよくあるもので、

それはおそらくなのですが、

「銘柄分散数が少ないことによる偏り」

である場合が少なくなかったりします。

資金を大きくして検証した場合、

安定度が一気に上がるような場合には、

・資金を大きくする
・もしくは、1銘柄投入額を小さくして、銘柄分散数を多くする

といった対策が有効な場合も結構多かったりします。

上記のような感じで、

仕掛けや手仕舞い位置の調整は結構影響が大きかったりする場合が多いので、

私自身カスタマイズの際には、

まずは

・資金量
・1銘柄投入額や銘柄分散数

を変えて試してみる、

という手順の場合が多いかもしれません。

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