売買代金制限を外すのも手
戦略において、
「売買代金制限を入れるかどうか?」
という点はなかなか悩ましいところではないでしょうか。
あくまで個人的なスタイルですと、
・たとえば大型株を狙う等、売買代金制限を入れる必要がある戦略
・売買代金制限を入れないと、マーケットインパクト的に機能しなくなるおそれがある戦略
などの場合にはもちろん売買代金制限を使うのですが、
その他のところでは、
売買代金制限を使っていない戦略も結構使っていたりします(ぇ
これはなぜかといいますと、
「当日に爆上げしている銘柄の中には、前日の売買代金が小さい銘柄もあるから」
というのが大きな理由だったりしますね〜苦笑
たとえばですが、
・当日の値上がり率が+30%という銘柄A
があったとしまして、
この銘柄の前日の売買代金が5千万だとしましたら、
売買代金制限1億の戦略では、
…そもそもシグナルが出ない、
ということになってしまいます汗
これはやはり機会損失だとは思いますので、
こういった銘柄もできるだけシグナル対象に含めたいので、
売買代金制限を使わない戦略も使う、
といったイメージですね。
「売買代金制限を使わなかった場合、マーケットインパクトが気になる」
という懸念が沸かれると思います。
この点は、
…もちろんロット次第です苦笑
私自身は、
前日の出来高というよりも当日の出来高の値を使ってロットを割り出す場合が多いのですが、
前日段階という観点ですと、
1銘柄100万以下であればそこまで極端な影響はないのではないか?
という感覚はありますね〜。
このあたりは戦略にもよりますし、
もちろん実際の体感も大事にした方がいいと思いますが、
「ロットが大きすぎなければ、売買代金制限にそこまで固執する必要はない」
というのが、
あくまで個人的な持論です(ぇ
ただもちろん、
バックテスト側の売買代金制限を未使用にしたとしましても、
最適分散投資側の出来高制限は入れた方がベターかもしれませんね〜。
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