システムトレードブログ

逆張り買いの分量

トレシズポートフォリオ

「逆張り買いではタイミングが命」

とはよく言われることですが、

シストレでそのタイミングをどう調整するか?

という点は非常に難しいものだと思います。

一案としましては、

「常に深い指値で戦う」

という手があると思っています。

この手法の場合、

通常相場では悪材料銘柄系を引きやすいのは難点ではあるものの、

逆に、

「過去にそこまで食らう場合が多くなかった位置で仕掛けているため、リスクが小さい」

という点がメリット、

と言えるのかもしれませんね〜。

私自身こういう戦略も使っておりまして、

こういった戦略ではたいてい、

「複数の仕掛け箇所で仕掛け、同じ銘柄を重複して保有する」

といった動きになる場合が多いです。

といいますのも、

…普段はそこまで押す銘柄が少ないためですね苦笑

必然的にそうなる、

という形です。

これはこれで1つの形ではないか?と思っていたりするのですが、

あくまで個人的なスタイルですと、

「逆張り買いをさらに細分化して、2008年のような相場に備える」

という形です。

たとえば、

上昇トレンドでは押し目買いが非常に有効ですが、

下落トレンドでは、

軽い押し目を狙ってしまいますと、

…底抜ける懸念があります汗

また、

何も考えずに全ての逆張り買いを総動員してしまいますと、

強力な下落トレンドで結構食らってしまうんですよね苦笑

そのため、

「普段は発動させるものの、結構強い下落トレンドではシグナルを出さない逆張り買い戦略」

というものを設けることにより、

自動的に下落トレンドにおけるリスクを抑える、

というスタンスです。

他の案としては、

「逆張り買いの仕掛け位置を、相場状況に応じて動的に変化させる」

というのも一案かな、

と思っていたりするのですが、

こういった部分も含めて、

「自身のスタイルを確立する」

という点が大事なのかもしれませんね〜。

トレシズの「ポートフォリオ」の記事

前々記事:下値を狙う戦略と上値を狙う戦略
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