システムトレードブログ

仕掛けられる銘柄数には限りがある

トレシズ投資手法

「仕掛けられる銘柄数には限りがある」

これが、

シストレを行う上で無視できない要素だと思っております汗

仕掛けられる銘柄数は要するに、

資金量によって変わりますよね。

資金が大きければ仕掛けられる銘柄数は多く、

逆に資金が小さければ仕掛けられる銘柄数は少ない、

こういう理屈です。

イザナミで戦略開発する際、

・移動平均乖離率のパラメータはいくつがいいだろうか?

といった最適化の作業に時間を割きがちですが、

パラメーターはもちろん無視できない要素だと思うものの、

「資金量という要素も無視できない」

とは思うわけですね。

実際全銘柄でいいますと数千はあるわけですし、

それら全てを相手にできる人はいない、

とは言えるかもしれません(ぇ

これはなんといいますか、

資金量のお話のみではなく、

「人が処理できるレベルを超えてきてしまうから」

という理由もあったりしますが苦笑

現実的には、

資金量が多い場合、

売買代金が大きい株しか売買できないということになってきますし、

逆に資金量が小さい場合、

そこまで多くの銘柄を売買できない、

といったシンプルな理屈ですが汗

そのため個人的におすすめするのは、

「とっかかりの段階で、売買対象をある程度絞る」

という手法ですね〜。

資金量が大きい方の場合ですと、

前日、もしくは当日の売買代金が大きい銘柄を相手にすればいいということになりますが、

もし資金量が小さい場合には、

「全てを取り切れるわけがないため、初めから売買対象を絞る」

という対策がおすすめだったりします。

売買対象を絞るにはいくつか方法がありますが、

・狙う市場を限定する
・狙う価格帯や売買代金を限定する
・ボラが大きい銘柄に限定する

などが代表的でしょうか。

実際のところ、

ファンダメンタルズ系を組み合わせますと能力が向上する場合が少なくなく、

たとえばヒントを書かせていただきますと、

「発行済株式数が少ない銘柄の方が、低資金には向いている」

という法則があったりします(ぇ

…これはもちろん、

あくまで個人的な体感というだけですので保証はできませんが汗(コラ

シストレを始めますと、

「全部とれるものはとりたい」

という欲求が出てきてしまうのは、

ある意味必然だと思っています苦笑

これはなんといいますか、

完璧主義者ほど陥りやすい点かもしれませんね〜。

ただ実際のところは、

…というより私の個人的な場合はですが苦笑、

「全てを取り切るのは無理。そうではなく、自分の資金量的に取れるところだけを取る。そうでないところは諦める。」

こういった考え方の方が、

戦略の組みやすさという観点でも分かりやすくなりますので、

おすすめだったりしますね。

トレシズの「投資手法」の記事

前々記事:逆張り銘柄の反発時期
前の記事:順張り買いのパワー
今の記事:仕掛けられる銘柄数には限りがある
次の記事:年利10%という数字
次々記事:手法の見極め

おすすめ記事

トレード毎勝率を落とす手法が有効な場合がある?

個人的にシストレで思うことは、意外と、「トレード毎勝率を落とす」という手法が有…

順張り買いのパターン

順張り買いの場合、多くは以下のパターンを狙うのではないかと考えます。(1)市場全…

> このページのURLをPCメールアドレスに送る