システムトレードブログ

イザナミのちょっと便利な使い方シリーズ(1)

トレシズイザナミの使い方

今日はイザナミ初心者の方向けに、知っておくと得をする(?)ちょっと便利な使い方を書いてみたいと思います。

(1)と付けたのは、できればシリーズ化していきたいとの思いからですが、そこまで引き出しがあるかどうか分かりませんのであまり期待はしないでください(コラ

今日は、ご存知の方も少なくないとは思うのですが「売り戦略用銘柄を記憶/復帰する方法」についてです。

たとえば売り戦略では、バックテスト時に毎回「空売り銘柄20101031.csv」などのCSVファイルを読み込む必要がありますが、

「毎回CSVファイルを読み込むのが大変」
「CSVファイルがどこにあるのか分からなくなる時がある」

という方もいらっしゃるかもしれません。

そういった場合には、イザナミの「スクリーニング状況の記憶/復帰」機能を使うのが便利です。

■売り戦略用銘柄を記憶する方法

(1)まず、イザナミを立ち上げ、上部「スクリーニング状況の記憶/復帰」ボタンを押します。(上下の赤と青の矢印がついているアイコンです。)

(2)「スクリーニング状況の記憶/復帰」ウィンドウが立ち上がったら、左上「ファイル」→「ファイルに記憶されているスクリーニング状況に復帰」を選択し、「空売り銘柄20101031.csv」を開きます。これでイザナミに1301極洋から始まる空売り銘柄が読み込まれます。

(3)再度、上部「スクリーニング状況の記憶/復帰」ボタンを押し、記憶領域1〜記憶領域20のうち「名称未設定」と表示されている箇所をクリックし、上部「記憶名」に「空売り銘柄20101031」などとわかりやすい名前を入力し、「記憶」ボタンを押します。

上記手順で、イザナミに「空売り銘柄20101031.csv」の内容を記憶することができます。

■売り戦略用銘柄を復帰する方法

次に、日々の運用の際の手順となります。

(1)まず、イザナミを立ち上げ、上部「スクリーニング状況の記憶/復帰」ボタンを押します。

(2)上記3の手順で記憶した記憶領域をクリックし(上記例では「空売り銘柄20101031」と入力した箇所です)、下部「復帰」ボタンを押します。

これで、「空売り銘柄20101031.csv」の内容の読み込みが完了です。あとは売り戦略のバックテストを行えばOKです。(既に空売り銘柄が読み込まれているため、バックテスト時にはもちろんCSVファイルの内容を読み込む必要はありません。)

※なお、その後買い戦略等のバックテストを行う際に銘柄をリセットしたい場合には、上部「銘柄リストの初期化」ボタンを押してください。


たとえばトレシズ戦略におきましては、説明書には便宜上「バックテスト時には毎回CSVファイルを読み込む」と書かせていただいておりますが、

こちらにつきましては今回の方法でも問題ないですし、ユーザー様の使いやすい方法をお選びいただくのがいいかもしれませんね。

たとえば私の場合ですと、

・空売り銘柄20101031
・貸借銘柄
・時価総額上位600銘柄

といった感じで、用途に応じた銘柄リストを記憶して使っております。

結構便利ですので、興味のある方は是非試してみてくださいね。

イザナミのちょっと便利な使い方シリーズ(1)(1)

イザナミのちょっと便利な使い方シリーズ(1)(2)

トレシズの「イザナミの使い方」の記事

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