戦略の役割を分ける
あくまで個人的なスタイルですと、
「シストレでは、戦略の役割を分けることが重要」
だと思っていたりしますね〜。
たとえばですが、
今のようなNYダウ、日経平均ともに下がる地合では、
順張り買いは機能しづらい傾向にあります。
なぜかといいますと、
…翌日にギャップダウンしやすいためですね苦笑
順張り買いは各銘柄の上げに乗じて仕掛け、
さらに上がったところで利確を目指す手法なので、
デイトレはさておき、
1日でもオーバーナイトするなら、
今は順張り買いでは勝ちにくい相場ということです。
ご参考までにですと、
私のポートフォリオの場合今は、
デイトレの順張り買いはチラホラ約定がありますが、
スイングの順張り買いはあまり約定がない感じです。
今のような時期はむしろ、
スイングの順張り買いではポジションが0であることが合格、
とすら思うほどですね汗
よく誤解がある部分ではあるのですが、
「1トレードあたりの期待値が2%あるなら、どの時期のトレードでも期待値が2%ではないの?」
というご質問があります。
これは実際のところ、
「どの時期でも期待値が同じわけではなく、あくまで過去のすべての相場の平均」
というのが回答になるかもしれません。
上記例の場合ですと、
たとえば順張り買いの場合、
2013年のような超上昇トレンドで期待値が4%になり、
他の相場では平均である2%よりも期待値が落ちるということはザラです汗
逆張り買いの場合でも、
今のような市場暴落時に期待値が5%になり、
ボラがない地合では1%に落ちる、
ということも頻繁に起きますね苦笑
こういった感じで、
「各戦略には、向いている相場とそうでない相場がある」
という点の認識が大事ではないか?
と思っていたりします。
たとえば今の相場でいいますと、
押しが結構強いため、
私の場合ですと、
「深い逆張り買い」
「または売り」
で取ることを目指す相場です。
順張り買いや浅い押し目買いで狙う相場ではない、
ということですね〜。
たとえば順張り買いは、
上昇トレンドの末期で食らいやすいです。
でもこれはしょうがないものと諦め、
「最後で食らうのは必然として、それまでにできるだけ取っておくのがその戦略の役目」
といったニュアンスで考えていたりします汗
たとえば順張り買いですと、
「いつか暴落しそうで恐い」
といった恐怖が芽生えやすいものです。
ただ、私自身は上記とは若干感覚が異なりまして、
「最後の暴落がいつ来るかなど、よほどの相場観か、予知能力がない限り読めない。
そこを読むのに時間をかけるのではなく、リスクを限定して暴落が来る前に稼いでおく。
最後に暴落が来ても、それは必要経費。」
といった考え方が主体だったりします苦笑
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