指値の仕掛け・手仕舞いについて
「指値の仕掛けは優秀」
と時々書かせていただいておりますが、
これは主に三点の理由からですね〜。
(1)「指値=安値」の際にはイザナミでは約定しなかったものとして計算されるものの、実際には部分約定・もしくは全約定することもあり、そういう場合には大引けで手仕舞いするだけでプラスになる
(2)必ずしも指値が約定値となるわけではなく、指値よりも安く買える場合もある(場中の特売り等により板が一気に下押された場合等)
(3)これは個人的な考えというだけですが、指値は成行ほどの圧力はないと考えています。
(3)の成行ほどの圧力がないというのはどういうことか?といいますと、
たとえば寄りでは成行の分量が目に見えて分かりますよね。
そのため買いの分量が多ければ明確な板の押し上げ要因になる、
と考えます。
指値の逆張り買いの場合、
たいてい下の板で待つ形となりますが、
あくまで私自身は、
「株価は、板の厚い方向に進んでいきやすい」
と考えているんですよね汗
もちろん、
サポートの板が厚すぎれば反発の要因となる場合もありますが、
シストレの一般的なレベルの買い数量は、
そこまで反発要因になるレベルではない場合が多いと思います。
そのため、
多少買い板が厚くなる程度ではそこまで影響はないのではないか、
と考えていたりします(ぇ
株価が下がっている時に、
ある程度の厚さの板があるというのは、
買いで持っている人にとっては損切りのサポート箇所になりやすいため、
といった理由もあります。
上記は仕掛けのお話ですが、
手仕舞いでも、指値の手仕舞いは優秀だと思っていたりしますね〜。
こちらも仕掛け同様、
「(2)必ずしも指値が約定値となるわけではなく、指値よりも高く売れる場合もある(場中の特買い等により板が一気に上がった場合等)」
という点があるためです。
ストップ高銘柄でも、
前場は前日終値近辺で推移していたのに、
前場終了後のニュースで後場特買いになるというのはよくありますよね。
…個人的にはあまりこういう銘柄は引けませんが苦笑(コラ
こういった部分はイザナミの検証には含まれないため、
「厳しく見積もられている」
という観点でも、
指値は優秀と思うわけですね汗
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