クレイモアと鉄壁スイングガード2をアップさせていただきました。

だいぶお待たせしてしまいましたが、本日クレイモアと鉄壁スイングガード2をリリースさせていただきました。

本日ユーザー様より非常に参考になるお問い合わせをいただきまして、鉄壁スイングガードをご利用いただいている方にとって必要な内容だと思いましたので、まとめさせていただきたいと思います。

■鉄壁スイングガード2の、1に対してのコンセプトの差について教えてください。

まず、今回クレイモアという戦略と同時リリースということもあり、クレイモアと鉄壁スイングガード2の特徴の差別化という意味で、

今回鉄壁スイングガード2を「パターンマッチング系」という位置付けにさせていただいております。

鉄壁スイングガード1には震災の影響もあり、今年の前半にあまり機能しなかった指標があると考えておりますので、今回はあえて「指標を総入れ替えする」という方向性を採用させていただきました。

ただ、鉄壁スイングガード1と2とで「短期逆張り」というコンセプトには変わりはなく、

・スイングトレードを主体とした逆張り買いストラテジー
・シグナル発生時期が均等で、比較的売買代金の大きい銘柄でコツコツと超短期のリバウンドを狙う
・高シャープレシオと高期待値は維持

といった点では前作をほぼ引き継いだものとなります。
（取引終了条件については前作と同じものになっています。）

今年も機能している指標に入れ替えたことにより、より一層直近の成績がアップしていると思っています。

■現在も鉄壁スイングガード1を運用していますが、2に変更した方がいいのでしょうか？

今回バージョンアップしました狙いとしましては、

・震災時に大きなDDが発生してしまった点（これが一番大きいです。）
・そのため、震災相場の成績を織り込んだより安定度の高い戦略にしたかった点、レバレッジをなくしてリスク管理能力を上げたかった点
・ご利用者数が比較的多い戦略のため、マーケットインパクトの影響を抑えたかった点

などがあります。

特に最近は、今後はできるだけレバレッジを使わないように戦略を組んで行きたいという方針がありまして、こちらも重視していきたいと思っております。

2の方が優れている点としましては（もちろん将来的な結果は見えない部分がありますが）、

・レバレッジを使っていないため悪い相場でレバレッジを使った戦略ほどは負けにくい
・1日の投資金額上限を落としているため、暴落相場でもリバウンドを狙える資金が残りやすい
・シグナル数フィルターを使っていないため、シグナル発生日が前作よりも多い
・マーケットインパクトを抑える要素を追加

などがあります。

特にレバレッジにつきましては影響が大きい要素ですので、個人的には2をおすすめいたしております。

私自身の場合ですと1の運用を停止しているわけではなく、

・従来の鉄壁スイングガードの資金で鉄壁スイングガード2を運用
・新たにクレイモアをポートフォリオに追加
・鉄壁スイングガードは資金を3分の1にして運用継続

というスタイルで行っております。

特にクレイモアと鉄壁スイングガード2の両方をあわせることにより、比較的ドローダウンが小さいトレードが頻繁に行えるようになり、効率の良さを体感しております。
（実は今月の収支の大半はクレイモアで出しているような状況ですが…汗）

こちらにつきましては必ず運用戦略を変更しなければいけないというものではなく、ロジック内容をご確認いただいた後、お好みでお選びいただく形で問題ないですし、

もちろん運用はせずに、ご自身の戦略開発時の参考にされるだけでも全く問題ないかと思います。


以上のような感じですが、ユーザー様にとってご不明な点も多いかと思いますので、随時お問い合わせをお待ちしておりますね、よろしくお願いいたします。

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